卒業式

令和最初の卒業式に出席。

この数日は在米日本人にたくさん会うので、いま日本で超流行っている「令和最初の」をどや顔で使い倒そうと思っていた。
が、すっかり忘れていた。
なので、せめてこの投稿で使い倒そう。

式典に出席するための衣装、Regalia は前日に家で試着。
なんせ、過去の卒業式では、当日の直前にぶっつけ本番で着てみたら、着方がわからない…なんてことがあった。(参照
でもねぇ、それは平成時代の話。
もう令和なんで、ちゃんと予行演習するわけよ。

はりきって着てみると、なんというか、単純。
羽織って、ジッパーを閉めるだけで、迷いようがない。
Hood の長さを調整して、首が絞まらないようにボタンにかけて、できあがり。
長年眠っていた帽子(参照)も、忘れずに地下から取ってきて、試着。
角帽のときは、デカ頭すぎてお直しが必要だったけど(参照)、あれはねぇ、平成だったからね。

というわけで迎えた令和最初の卒業式の日。
Tが「ダメ!こんな大事な日に、シワなんてあっちゃダメなの!」と言って聞かないので、「まぁどっちでもいいよ」とアイロンがけを許可する。
令和だしね。
Tが大きなアイロン台で、テイラー並みにスチームを効かせてアイロンをかけてくれた。
すると、ベルベットの艶が見違える美しさに。
「ほぅら、全然違うでしょう?」と言うTに、うなずくしかない。

今回は衣装がレンタルで日本へ持ち帰れないという事情もあり、アメリカで記念撮影をすることになっていた。
というわけで、母は着物を持って渡米。
令和初のフォト・シュート。
フォトグラファーのMとは初対面だったが、急なスケジュール変更に快く応じてくれたうえ、私たちの移動時間を省くためにキャンパスでの撮影を申し出てくれてとても助かった。

が、「スタジオじゃない=人目に触れる」ということを忘れていた。
キャンパスでRegalilaと着物の二人組、目立つ目立つ。
見なくていいよ、声かけてこなくていいよ、早く終わってくれ。
恥ずかしすぎて、せっかくの写真を私がロクにチェックしないので、Mに「んもー、もっとこだわりなさい!」と言われた。
ま、でもこれも良い記念よね。
思い入れの多い Education の建物をバックに撮ってもらえたのはよかった。

式典会場であるアリーナへ移動。
早すぎてセキュリティよりもボランティアよりも先に会場入りしちゃった。
場内でささっと腹ごしらえ。

待ち合わせ時間になり、NさんMさん、Mさんが来てくださったので、母のエスコートと通訳をお願いして、私は控室へ。
隣の建物の体育館での受付もかなり早い方で、うちの学科では3着。
まもなく、Hooder(フードを掛ける担当教授)であるP教授が到着。
時間まで立ち話をする間、卒業後の進路のこと、大学以外の職を選んだ先輩学生たちのこと、長年にわたり大学教授として勤めてこられたP教授の経験、研究のこと、お互いの家族のこと、P教授がハマっているFitbit(参照)などなどについて話す。
フード掛けの練習もしておいた。

ようやく式典の開始時刻が近づき、「卒業生、教授、卒業生、教授…」の順に並ばされる。
私はあわてんぼうのR教授の後ろに付き、フードを直してあげたきっかけで仲良くなる。
Dewey研究で有名なR教授。
R教授のクラスを取ったことはなかったし、たぶん今日まで私のことをご存じなかったと思うけど、式の終盤ではP教授よりも先に、しかも自分の学生をほったらかして、私にハグしてくださるほどになっていた。

入場口に控えていると、卒業式の定番、『Pomp and Circumstance(威風堂々)』が流れはじめた。
一時はテレビからこの曲が流れてきただけで、胃が痛んだものだ。
とうとうこの時が来た。
歩きながら、母を含む一団の座席位置を確認。
偶然にも会場右側の席をゲットしている。

学科ごとにかためられた列は、教育学科の前で半分の長さになるようになっていたらしく、最終的に2列を作って入場する際には、私たちは向かって右手の先頭集団になった。
で、真ん中から入ったら左右に分かれて端から6人ずつ着席していく。
なんと学科3着だった私はほぼ真ん中に。
客席にいたNさんたちにはすぐ見つかって「あら、もう入ってきた。あら、こっち寄り。あら、いちばん前の真ん中になった!」と言われていたらしい。
知らなかったけど、式の最中はアリーナのモニターに結構うつちゃってたんだそうだ。

式典は粛々と進み、Recognition と Hooding のコーナー。
ステージに向かう途中で名前のカードを座席に置いてきたことに気づき、取りに帰る。
客席では「颯爽と歩いてるねぇ…あれ、なんか戻ってきたよ?」と言われていたらしい。

練習の甲斐あって、フード掛けも滞りなく終了。
このあたりの一連のビデオや写真を後で確認したところ、以下3点が発覚。
①フードを掛けてもらう瞬間は、P教授をいまいち信用していないっぽいおもろい顔をしていた。
②ステージ上では堂々と歩いていた。
③学長との握手では手がパーになっていた。
(というか、握手の際に手をパーで出す癖があることに初めて気づいた。)

式典終了後は、Y、S、Jも加わり、お花をいただいたりして、みんなと写真大会。
P教授と母が直接会って話すという、貴重な瞬間の写真も撮れた。

(そしてこの投稿の途中から「令和最初」を忘れてたことに気づく。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です