お湯

飲み物としてのお湯、売ったらいいのに。

アメリカのレストランや機内で、中国人がお湯を注文するのをよく見かける。
おばちゃんに多いかな。
ウエイターや乗務員は慣れた対応だから、たぶん昨日今日はじまったことじゃないんだろう。

春節はもちろん、年間を通して中国人観光客がわんさかやってくる日本ではどうなんだろう。
アメリカに比べると温かい飲み物の種類が多いし、聞くところによると今は日本の牛乳ブームらしいから、あんまり気にされてないのかもしれないが、お湯のニーズはきっとあると思う。

日本人だって、特に女性の中には白湯を好んで飲む人がいる。
夏でも冬でも、「温活」なる活動があるんでしょう?
お湯ならカフェインや糖分などの心配不要。
自販機やコンビニでは、温かい飲み物も水も当たり前に売られているんだから、お湯を売れない理由はない。
むしろ売ってないのが不思議なくらい。

お茶で培った技術(参照)を使って、水のペットボトルをレンジ対応可にしてもよさそう。
ペットボトルのお湯が当たり前になったら、注ぎ口に入る筒型のティーバッグが流行ったりもするかもね。
スープや出汁方面にも行けるし。
「スタバのお湯とセブンのお湯、徹底分析!」的な企画とか、「由布院のおいしいお湯」みたいな“御当地湯”のお取り寄せとか、「このお湯にはこの粉」とかいうレシピとか、本末転倒も含めていろんな展開が次々と浮かんでくるよ。

飲料メーカーのみなさん、どうです?

【2020/2/8 追記】この投稿からぴったり1年後、お湯のテスト販売開始!(参照

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