難しい告白

ここから始まる難しい告白シリーズ。

今日はその第1弾。
言えば凹むことがわかっているから、もう何日も前から気が重かった。
とはいえ、前回大勢で集まっている中、みんなに気づかれないタイミングでふと肩を抱き寄せてきたので、何か感づいているのだろう。

外は寒いけれど、日の光が美しく差し込むおしゃれなレストランで待ち合わせ。
「emiにこの席に座ってもらおうと思って、ここにした」なんて言ってる。
ラブラブかよ。

いつものように再会を喜び、「あるある」「わかるわかる」「よかったじゃん」ってな話をして、本題。
案の定、凹んだ。
凹みながら、それを悟られないように、極力明るく理解を示そうとしてくれた。
そうしてくれるだろうと思っていた。

まだわかんないしね。
どっちにしても続きはあるしね。
「でも、いちおう」と、いつもより強引に、次に会う日を決めてくる。

家に帰ると、予想どおりメッセージが届いていた。
「想像するだけで泣けてくる」。
困ったもんだ。

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