平成最後の夏期講習

落合陽一・小泉進次郎 共同企画『平成最後の夏期講習(社会科編):人生100年時代の社会保障とPoliTech』(参照)を見た。

事前の告知などはぜんぜん知らなかったんだけど、朝起きたら、たまたまやってたんだよね(日本時間では夜)。
ニコニコで見ていたので、他の視聴者の反応もおもしろかった。
ゆるめで、オープンで、いい感じだった。
トピックに関する知識やプレゼンテーションのスキル、ディスカッションの経験をたっぷり持つ参加者たちが、ほどよく力を抜いて、軽めに、しかし真剣に話し合っているのがかっこよかった。
やっぱりかっこよさの成分って、器の中身とゆとりだよなぁ。
カツカツの人たちがガツガツやりあってるのとはわけが違う。

そして分野や背景、年代、立場などの異なる、しかし知性や行動力などの面で大変に高い線をクリアする豪華メンバーが混ぜこぜにされている。
多様で粒ぞろいで、毅然としていて残酷で、大胆で綿密で、ぶつかって熱を発して、さっぱり笑い合っている。
とっとと理解が共有され、さくさく展開して、ちゃちゃっとまとまり、おなかいっぱいなんだけど足りない。
だからきっと、まんまとその後につながる。
いわば計算ずくの偶然。
すごいなぁ。
「参加したい」的な視聴者コメントがしょっちゅう流れていたけど、イヤ、こんなとこに素人が迷いこんだりしたらエライ目に遭うよ。

私がどうにか理解し、ちゃんと感心できたのは、グラフィックレコーダーのみなさんの情報まとめ力、MCのお二人の気遣いとファシリテーション力、プレゼンに対するフィードバックの的確さ、ぐらいかな。
“自転車置き場”(参照)丸出しでダサいけど、しょうがない。

良いものを見た。

2018/8/6 追記
各グループの議論を含め、YouTubeにもアップされてた。リンク

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