久しぶりに“入学前”な雰囲気を味わい中。
日本の入学シーズンは過ぎたところ、アメリカはむしろ卒業シーズンが近いというこのタイミングで、開校準備が着々と進む様子を見るという、程よいズレ感。
いいね。
言語や教育やコミュニケーションやコーチング、脳、学習プロセスなど、私の興味を詰め合わせにしてくれたのかしらと思うようなコース。
何年も前からブックマークしていて、ようやく、いよいよ、とうとう参加できる運びとなった。
私が指をくわえていた間にコースは進化していたようなので、今ここで巡り会えたのもまた、わたし名物の「期せずしてピッタリ」というやつなんだろう。
驚いたのは、“教科書”が郵送されてきたこと。
そうか、オンライン受講を通信教育の一派だと思えば、当然のことか。
そういえば、私はこれまで欧米のオンライン講座しか経験してこなかったのだと気づく。
郵便物が届くとは思ってもみなかったので、申し込みフォームの記入欄が日本式だったのも特に気にせず、軽い気持ちで適当に当てはめて住所を入力しちゃってた。
「〒」マーク、久しぶりに見たよ。
宛名シールに書き込まれた手書きのメモから、郵便屋のおじさんを困らせた様子がうかがえる。
私は受講前に他の人の体験談とかFAQとかを読まない質なので、講座の詳しいことはよく知らない。
他の人の感想や疑問が私に当てはまることは少ないし、この手の事前情報は私にとってむしろ邪魔になることが多い。
誰が何を言おうと、どうせ、これは絶対にアタリだしね。
事務局からの連絡ひとつとっても、予想どおりの気の利き具合。
話の早い人がたくさんいそう。
おもしろいことが起きる場所って、所詮そういうこと。
夏までがっつり、ごりごり、うんざりするほど日本語を学ぶ。