Edcamp

Edcampに行ってみた。

週末の朝早く、がっつり積もった雪の中をペンギン歩きで出発。
自宅前には1つしかなかった誰かの足あとが、だんだん増えて歩きやすくなる。
約2時間の電車の旅。久しぶりの大都会。
一面真っ白の車窓はぐんぐんカラフルになっていき、ひと眠りして目が覚めると、まるで次の季節になってしまったかのように変わり果てている。
会場には知った顔少々、大多数が「はじめまして」。
日本人率、教育関係者率、ともに100%。
そこから日本語で、教育のことをとっかえひっかえ、みっちり話して、熱の冷めやらないうちにお先に失礼して、また電車に乗って帰る。

いつもと一緒じゃん。
違うのは、方角と、電車事情および除雪作業がうんと複雑で丁寧なことぐらい。
予定の2倍の時間を電車に取られ、オープニングに間に合わなかった。
いま思うと、オープニングに間に合っていたらクロージングには出席しなかったかもしれないから、これも因果だったんだな。
全体像がつかめないまま、何の予備知識も違和感もなくいきなりセッションに突入したのが、私にとっては正解だったのだ。

感想は、うーん。
ま、行ってよかったとは思う。
友人たちと再会できてうれしかったし、新しく友達になれそうな人たちと知り合えたし。
あ、そうそう、“先生っぽくない”先生をたくさん見かけた。
いるとこにはいるんだ。

日本で教育に関わっている人たち、特に志の高い人たちは、こういう機会にとてもとても飢えているのだな。
「いつもと一緒じゃん」だなんて、普段が贅沢だという表れなのかもしれない。
クロージングでは感動が溢れているというか、感極まったというか、「教育者に生まれてよかったー」な空気が。
ロマンチストが多いのは、まぁ教育という業界にとってはいいことなんだろうと思う。
こういうイベントが増えたり広がったりしたらいいのかもしれないし、そうでもないのかもしれないし、そのへんはよくわからない。
わかんないけど、まぁひとまずしばらく続けてみる方向で行ったらいいと思う。

ちょうだい感の強い“付箋のコーナー”は白紙(…って、色の付いた紙の場合にも言うのかな)。
「~だった人?」という挙手は不参加。
アンケートは3分の1ぐらいで挫折。
空気が読めてないわけじゃないんだけどさ。
まぁ、あの、その、えーと、“多様性”ってことで、許してください。

こういうところ、私は小1ぐらいから全然変わらない。
人生が子ども時代に戻れないルールで、本当によかった。

…というわけで、クロージングで誓った「今後30日以内に実行すること」=「参加した感想をブログに書く」、達成。
期待されていたのは、たぶんこういうことじゃないんだろうけど。
“多様性”ってことで、許してください。

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