今年は9/23が金曜日で、日本はまた連休なのね
…と思ったら、あれ?
「秋分の日」は9/22木曜日だったの?
そういえばFall Equinoxは確かに9/22だったけど、そうか、これは地球の話だから、同じ日なのか。
アメリカではこの日は平日なので、日本の祝日の話とは切り離して考えてたんだよね。
日本のカレンダーを見てなかったし。
で、まぁ地球の話なので、きっちり行かない部分が積もり積もって、ときどき日にちが動くことがあるのは知っている。
ただ、「日本の秋分の日は9/23」と覚えちゃってたから、それ以外の日になることがあるとは思いもしなかった。
生まれてこの方、私は9/23にしか秋分の日を経験したことはないぞ?
と思ったら。
なーにーーぃ?
2012年にあったんだってさ。
留守だったとはいえ、聞いてないぞ。
どうやら、「9/22秋分の日」は2012年、116年ぶりに来てたらしい(参照)。
で、ウィキペディアによると、それ以降、うるう年ごとに来てるらしい(参照)。
ほー。
シルバーウィーク(参照)といい秋分の日といい、どうも秋の日本の祝日には、知らないうちにしれっとやられちゃうなぁ。
いや、待てよ。
これは祝日じゃなくて地球の話だった。
じゃ、やっぱりおかしくない?
Equinoxの日付は動く。
「9/22 Fall Equinox」は、計算方法によって違いがあるようだけど、ちょいちょい起きている(参照1 参照2)。
最近なら少なくとも2012、2013、2016、2017年。
「X年ぶり!」と騒ぎになっている気配はない。
てか、むしろ9/22の方が主流みたいな気もする。
アメリカでは「だいたい9/22-3あたり」となっていて、毎年「この日だよ」と言われて「あぁそうか」となる。
そんだけ。
祝日じゃないから、多少日付が前後しても、一般の人々の生活には影響がない。
日本でも「節分」に対する感覚はそうだろうし、「Equinox」は通称「First day of …(fall/spring)」でもあるので、季節の分かれ目の感覚としては同じ。
ところが、日本では「秋分(+春分)の日」が祝日だからややこしい。
祝日になった途端、法律が絡み、季節の話は制度の話になり、日本の話になり、地球の話じゃなくなるのだ。
そう考えると、本来地球上の生き物のひとつとして、自然のなりゆきを知らせてもらい、「あぁそうか」と言う立場だったはずのものが、地球上のちっちゃいちっちゃい地域に集まって、「ここでは、この日にするのだ」と必死で頑張っているように見えてくる。
その地域の中では、いちおう万障お繰り合わせの上、なるべく「するのだ」と決めた人の意向に沿うようにみんなで力を合わせているんだけど、なにせ地球のやることにはかなわないから、やっぱり無理が生じている、と、そういうことなのかもね。
で、地球上のほとんどの生き物が季節を感じているときに、そのちっちゃい地域にいるごく一部の生き物だけが他のことに気を取られて、季節を感じそこねているのかもね。