詐称

だまされたのは残念。
せめて今後は同じ手口にひっかからないように。

だまされた方に罪はない。
だますヤツが悪い。
でも、だまされるのは腹立たしいので、やっぱりだまされないようにはしたい。

だまされる側にはだまされるポイントがある。
本人はどこにそのポイントがあるか知らないが、だます側はそのポイントをよく知っていて、そこを上手に突いてくる。
運悪くだまされたら、それは自分で自分の「だまされポイント」を知るチャンス。

それはブランドかもしれないし、学歴や経歴や、外国やアメリカや英語かもしれない。
自分の洞察力や、優れた目利きとしての能力かもしれない。
そこには憧れやコンプレックスや過信が関係するかも。
「そのキーワードに弱いなぁ」というのを知っておくと、自分の身を守るのに役立つと思う。

最近の心理学の研究(参照)にもあるとおり、分析して考え抜いて出した結論より、直感でピンと来た答えの方が正解ってこともある。
よく読んで、時間をかけて考えたときほど単純な落とし穴にはまっちゃったりするわけだよ。
で、「あんなに考えたのに!」と悔しさ倍増。
迷うという不幸(参照)、だね。

胡散臭い情報も、こねくり回しているうちに鼻が慣れて臭わなくなっちゃう。
雰囲気になんとなく流されているうちに思考が停止してしまう。
そこに何らかの非日常や、派手で目に付くものがふわっと現れると、つい反射的につかんでしまいやすい。
手に入れた後は、そのもの自体を肯定したい気持ちになるし、愛着がわくし、慣れれば安心できるから手放すのが惜しくなる。
それはしょうがないし、何も悪くないんだけど、そこをどうにかしないと、だます人を寄せやすい体質が改善されない。

自分の引っかかりやすいポイントを知っておく。
ちゃんとした情報と、そうじゃない情報を見分ける。
直感を信じる。

だから、こんなどこの馬の骨とも知れない者が書いたブログを熱心に読んでちゃダメですよ。
特に最近は立て続けに、詐欺(参照)や“思考停止ビジネス”(参照1 参照2)やブランド(参照)などについて書いてるじゃん。
逆に怪しくない?

アメリカや大学や英語のこともちょいちょい挟んでくるけど、実はぜーんぶ作り話かもよ?
ふっふっふ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。