オトナ

「私、オトナになったなぁ」と思うとき。

若気が至りまくりの大胆不敵な若者をウザがらず、むしろ有望と思えるようになったとき。
教えたがりの大センセイのおっしゃることをとりあえず黙って聞くことができるようになったとき。
熱くなったりパニックになったりしている人を落ち着かせることができたとき。
思いついたことを一晩寝かせる、というワザを使うことができたとき。
“自転車置き場”(参照)を相手にせず、排除もせず、議論の軸を保って立て直せたとき。
「見てみます」「読んでみます」「やってみます」の類に期待しなくなったとき。
苦手な付き合いや顔つなぎを、ある程度こなすとき。
(でもまだ加減がわからない。)
「危うきに近寄らず」が、少しはできるようになったとき。
(でもまだ全然足りてない。)

ふむ。
社会人って、こういうことかなと思う。
春菊や塩辛の旨さはまだわかんないけどね。

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