アメリカの人たちって、親切。
そりゃバイアスはアリアリですよ。
私の日本での活動範囲は、いわゆる気取った大人の多いところばかりで、一方、アメリカでの活動範囲は、大都会ほど混じりけがなく、人種的にもSocioeconomic Status的にも偏りが大きいところばかりだからね。
でも、あえて自由に個人の感想として述べるなら、アメリカの人たちは親切。
たとえばスーパーに買い物に行く。
アパートを出て、庭でメンテナンスの人とすれ違う。
にっこり、挨拶。
たまには着ているものなどを褒めてくれる。
車をバックで出す。
運転席から後ろを振り返ると、知らないおばちゃんが「オーライ、オーライ」とやってくれている。
交差点では、みんな道を譲ってくれる。
スーパーでカートを取ろうとすると、知らないおじさんが代わりに取ってくれる。
売り場では通路ごとに“出会い頭”が発生するが、あっちでもこっちでも譲り合っている。
レジに並んでいると、私の前に会計を済ませたおばあちゃんが「よかったらこれどうぞ」とクーポン券をくれる。
バーコードが剥がれていた商品を店員が適当にオマケしてくれる。
アパートに帰り、両手に荷物を抱えて戻ってくると、隣の建物から出てきた知らないお兄さんが「ドア開けてあげるよ」と言って、わざわざうちの建物のドアを押さえに来てくれる。
ほんの数十分のうちに、見ず知らずの人たちに、こんなにいろいろと親切にされる。
そりゃもう、自然とこう言いたくもなるよ。
Happy Thanksgiving!