ケンブリッジ英検(参照)というのを受けてみるかも、みないかも。
ケンブリッジ英検とは100年以上の歴史を持ち、世界的に高い評価を誇る英語の試験(参照)。
英語非母語話者の読む・書く・聞く・話すの4技能をみっちり調べてくれる。
その中のCertificate of Proficiency in English (CPE)が、ある日本の本で強く勧められていたので、「じゃあちょっくら受けてみるか」と軽い気持ちで申し込みや費用について情報を集めてみた。
ネット上で手に入る情報を見る限り、試験の内容はかなり難しそう。
私はボキャブラリーが非常に乏しいし、スペルも、間違い探し的なreceptive の力は強いけど、自分で書く場合のproductive の力が弱いので、たぶん一回の受験じゃ合格しないだろう。
とりあえず単語のお勉強をすべく、教本を発注。
試験はコンピュータ式とペーパー式がある。
私は日頃から手書きというものをほぼしないし、特にwriting でまとまった文章を書くなら紙では効率が悪いので、迷わずコンピュータを選ぶ。
で、ニューヨーク州の受験会場を検索。
「近所のKaplanあたりで受けられるかな」と思っていたが甘かった。
なんと、州内でたった1ヶ所。
それも車で2時間半、公共交通機関だと4時間ぐらいかかる場所。
んぬぬ。
でもまぁ2時間半なら行けないこともないので、いちおう問い合わせをしてみた。
「公式サイトに載っている10月か11月の日程で、コンピュータ式の試験を受けたいので情報をお送りください」。
すぐに返信が来たけど、ほとんど自動応答的なコピペの内容で、全体的にやる気がない。
追加の問い合わせをしてようやく、ここではコンピュータ式はやっておらず、つまり州内で受けられるのはペーパー式のみ、直近は12月の開催予定、Speaking の試験は他3技能とは別の日になり、最大2週間の間があく、ということがわかった。
しかも受験料が高い。
本場イギリスの受験料はだいたい150ポンド(参照1 参照2)。
アメリカドルで約$235、日本円で3万円弱。
この会場の受験料はその1.5倍。
ペーパーなら他の会場でも受けられるので検索しなおし、NYCの会場に問い合わせ。
3ヶ所のうち2ヶ所は返信なし。
返事をくれた1ヶ所は受験料がさらに高い。
で、直近はやはり12月でSpeaking の試験は別日。
んぬぬ。
EST(参照)がやっているTOEFLやGREとはえらい違いだね。
本当にここの人たちは外国モノに興味がないんだから。
試しにロンドンの会場にも問い合わせてみたら、こちらは3ヶ所中3ヶ所とも1時間以内に返事が届き、年内は7、10、11月にコンピュータ式が受験でき、他にペーパー式も実施しているとのお返事。
Speaking は前日または翌日の会場もあるが、1日で全部受けられる会場もある。
この温度差、伝わるかしら。
ついでに日本の事務局のサイト(参照)を見てみると、こちらも見た感じはユルい雰囲気だけど、少なくとも受験料は良心的だし、試験は1日ですべて済むし、年3回、きっちり行われている様子。
日本にはそこそこ受験者がいるのね。
さすが、資格大国。
いつかタイミングが合い次第、日本で受けるかぁ。
でもペーパー式はイヤだなぁ。
そこまでして受けなくてもいっか。
というわけで、ひとまず保留。