今日はMemorial Day。
日本語では「戦没将兵追悼記念日」というらしい。
アメリカ人の友人に「日本にはMemorial Day にあたる日はある?」と聞かれ、8月15日に終戦の日があるよ、と答える。
私たちがこの日を“終戦”としているのは、天皇が降伏を発表したから、という話をする。
さらに原爆の日があるから、追悼式典が続く8月は、日本人にとっていわばMemorial Month かな、というような説明をする。
そして日本でいう「戦争」とはもっぱらWWIIのこと。
日本はそれ以降、戦争をしていないんだよね。
「2015年の今となっては、私たちの国がお互いにmortal enemies だったなんて信じがたいね」と友人が言った。
別の日。
アメリカで日系人の父と日本人の母の間に生まれた友人の小学生の頃の話を聞く。
毎年Memorial Day はVeteran が教室へやって来て、勇敢でカッコいいヒーローの物語を語る。
その教室でただ一人、日本人を親に持つ子どもだった友人の気持ちと、子どもの経験を通じてアメリカ文化を体験したお母さんの気持ちをうかがう。
そしてMemorial Day は夏の始まりでもある。
先週は急にまた冷え込んで、霜で植物がやられちゃったり、アパートの暖房が復活したりしていたけど、今日はまさに夏の到来を感じさせる日だった。
日焼け止めを塗り、帽子にサングラスを身につけて、河のほとりでランチを食べ、赤白青のでっかいパラソルの下でソフトクリームを食べた。