自然に目覚めるというのは脳にとって、つまり体にとって、いいことなんだってさ。
Lynda.com がLinkedIn に買収されたニュース(参照)をきっかけに、久しぶりにLynda.com を開き、たまたま見つけた「学習の脳科学」という講座(参照)のビデオを見た。
内容は言語コーチならよく知っていることだし、日頃セッションで伝えていることばかりだったが、復習はいつでも大事。
それに話し手が好きなタイプで解説がとても上手だったので気持ちよく受講することができた。
その中で、1つ知らなかったことがあった。
睡眠中に海馬が情報の整理をするという話のところで「目覚める1時間前がもっとも大事」というのが出てきた。
If you’re cutting off your natural last hour of sleep, you’re shortchanging your learning process. (“Using retrieval sessions and sleep to retain learning”)
睡眠時間の長さに関わらず、とにかく目覚まし時計をかけず「自然に目覚める1時間前」の邪魔をしないことが学習にとって重要だという。
へー。
興味がわいたのでちょちょっと調べてみると、思ったとおりざくざく情報が見つかった。
この「目覚めの前の1時間」は学習だけでなく、健康のためにもとても大切らしい。
ま、詳しくはリンク先を読んどくれ。
Snoozers Are, in Fact, Losers
Why Do I Always Wake Up 5 Minutes Before My Alarm Goes Off?
Is ‘social jet lag’ harming your health?
それにしても「Social Jetlag」というのはウマイ表現だね。
自分の体が欲している時間の流れに逆らって、社会や周りに無理やり合わせて強引に起きるのは体に悪いよ…って、まぁそりゃそうでしょ。
私がわりと健康な理由はこのあたりだろうなぁ。
いろんなことが自由だし、自分の脳/体の声に耳を傾けるタイプだから。
わかってても現実にはできない人が多い中、知らずにできていたなんて、ラッキー。
ありがたいことです。