また月曜日に大雪。
全クラス休講。
今学期は1月末週から始まっているが、これで月曜日の授業は2回連続休講。
第1回は来週に持ち越しとなった。
通常、大学(院)のクラスは最初の1-2回に出てみて合わないと思ったら受講をやめることができるが、こういう場合はどうするんだろうね。
Drop の期限はそう簡単に延長できないし、お金が絡むので学生たちもうるさいし。
学期がある程度始まってからの休講ならまだしも、ド頭の休講は、教える側としては、ものすごく困る。
みなさん、お疲れさまです。
今の私には何ら影響がない。
せいぜい、「予定が狂った」と機嫌の悪い師匠に付き合うぐらい。
ただ、私の留学は春学期から始まっているので、この学期始めに出鼻をくじかれる留学生はいないかしら、とつい思ってしまう。
9年も経つのに、あの心細い感覚が戻る。
もし自分が初めて取るクラスが、しょっぱなから2回連続で休講になったら、どうしているかしら。
他のクラスメートたちと違い、秋学期からの経験知も学生同士の横のつながりもない新入生。
ルームメイトに聞いたり、教授にメールしたりしてるかしら。
雪の中、いちおうキャンパスへ向かってみて、どのドアも閉まっていて、しょんぼり帰ってくるのかしら。
「これはカミサマが『お前に留学は無理だ』と言ってるんだ」とか言っちゃって、とっとと帰国するかも。
そしていよいよクラスが始まれば、シラバスが濃縮されてワラワラしたりする中、その混乱についていけないことを、自分の英語力のせいにしたりしてしまうかもしれない。
そもそも春学期に入学する留学生は少ないし、日本人を含め、留学生というのは、特に最初は根拠のない自信に満ち溢れている人が多いから、そんな心配は無用なのかもしれないけどね。
でも、広いアメリカのこと。
もし私と同じような不安だらけの新入りの留学生がいたら「大丈夫だよ」と言ってあげたい。
最初にそういう洗礼を受けておくと、後がラクよ。