若者たち

「社会をデザインし、世界に貢献する仕事とは」(参照)を見た。

高校生、大学生、大学院生の20歳前後の若者たちが、30-50歳代のパネリストに、自分の仕事について、いつ、なぜ、どういうきっかけで「これだ!」と決めることになったのか、聞く会。

パネリストとモデレーターの情報は以下のとおり。
小林 りん氏(学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢代表理事)
國領 二郎氏(慶應義塾大学 常任理事・ 総合政策学部教授)
細野 豪志氏(前衆議院議員)
為末 大氏(一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事)
宮城 治男氏(NPO法人 ETIC. 代表理事)

そりゃおもしろいよね。
勉強になること、うけあい。

パネリストの方々の話が巧いのも、モデレーターの手際がいいのも素晴らしいけど、まぁそれは想定内として。
オーディエンスの質の高さは想定外だった。
いまどきの若者たちはすごいね。
“ゆとり世代”と言われる人たちにはこういう一面がある(参照)。

彼らぐらいの年齢だった頃の私は、たぶんこういう会に興味を持てなかったので、会場に足を運ぶことはなかっただろう。
今の私が彼らぐらいの年齢なら、無理にでも時間を作って足を運ぶだろうけど、ただ黙って会場の隅っこに座っているだけだろう。
彼らほどのしっかりした質問は今の私にもできないんじゃないかと思う。

彼らのような若者たちはこの選挙をどう見ているんだろうね。
彼らの多くは、将来働いたり、家族を持ったりする場所として、日本以外を選択せざるを得ないかもしれないね。

彼らがちゃんとしていてくれることが頼もしいやら、右肩下がりの日本の面倒を見てもらうことになるのが申し訳ないやら、恥ずかしいやら、ありがたいやら。

私が彼らのお役に立つようなことはあるかなぁ。
せいぜい英語に困ったときに、ちょっと助けるぐらい?
そんなんで勘弁してもらえるとは思えないけど。

日本をどうぞよろしくお願いします、と、深々と頭を下げたくなった。

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