Change

5-10年に一度の切り替え時が、短い期間にまとめて来てるみたい。

家電や家のメンテナンスって、申し合わせたように同時期に壊れたり手入れが必要になったりするって言うよね。

ここでの生活が始まって8年目。
今年に入って私の周りでは大小さまざまな入れ替わりが起きている。

8月には電気ケトル(参照)が壊れ、10月には椅子(参照)が壊れ。
車のキーのリモコンの電池も切れた。

「もう少しで逃げ切れたのに、捕まった」という考え方もあるんだろうけど、むしろ逆で「危ないところだったけど、ギリギリ間に合った」なのだと思う。
これらは後々どなたかに差し上げる予定のモノたちなので、引き取ってくださる方に「もらってすぐ壊れた」と思わせずに済んで本当によかった。

2月から3月にかけては水道管の修理があった(参照)。
とはいえ私の出費はゼロだし、そのおかげでかえって水の出がよくなり、壁はきれいになり、キッチンのカウンターも新品になって助かった。
そうそう、出費といえば、今年の契約更新時から新しくRenters Insurance(住宅保険)が義務付けられたのだが、それを追加したら車の保険料が安くなって、かえってお得になった。

8月には管理人Nが昇進に伴い去っていった。
全戸に配られたレターに「7年の勤務の間に…」と書かれていて、時の流れを実感した。
私は彼女が来る前から住んでるんだもんね。

The one constant in our life is change.
(人生において変わらないのは 「変わる」ということだけなのです)
Dan Gilbert (参照

そう、本当にそう。
人生はchange や transition や replacement の連続。
去る者あり、来る者あり。
「さようなら」があって、「はじめまして」がある。
人と出会ったり別れたり、大病を患ったり克服したり、成功したり挫折を味わったり、“節目”を経験したりするたびに、世界はそれ以前とは違う顔をして目の前に現れる。
好むと好まざるとに関わらず。
こっちの都合なんてお構いなしに。勝手に。

こうした外的な変化が内側のどこまで浸透していくか、その到達度には大きな個人差がある。
それは「学び」だから。
等しく機会を与えても、学ぶ人と学ばない人がいる。
積極的に学ぶ人もいれば、頑なに学ぶことを拒む人もいる。
そしてどんなに強い影響を受け、深く学んだところで、変わらない部分は変わらない。
わかっちゃいるけど、変えたいけど変えられない、という場合もあるし、学んだからこそ、あえて変えないことを選択する、という場合もある。

…という私の考えは、いろんな変化を経た今も、まだ変わっていない。

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