「東亜女子会」企画中。
成人女性が「女子」と自称することを私はイタイと感じるタイプなので、「女子会」というのにもかなり強い抵抗を感じている。
が、まぁなんというか、日本語としてある程度以上の定着を見せているようだし、会の名前をつけるのに便利だったり、他の参加者に内容を伝えるのに便利だったりで、しぶしぶ「女子会」と呼ばざるを得ないケースもある。
社交や便宜の前に、個人の不快感が屈服しているのである。
それはまぁ置いといて。
発端は韓国人の友人Yとの会話。
私とYはつきあいも長く、考え方や性格に似たところがあるので、割とどんな話題でも掘り下げて話し合うことができる。
スポーツやドラマ、食文化や教育、政治、宗教、アメリカ観など。
もちろん日韓問題も、ワールドカップや靖国や領土など、おしゃべりが展開するのに任せていろんなことを話す。
で、「こういうことがもっとみんなでできたらいいね」ということになった。
ご近所同士ならではの共感や反感を、ざっくりと。
聞いてみたいけどチャンスを逸してきたことを、さらりと。
母国から遠く離れた場所で、みんながガイジンな立場で、第二言語である英語で、女性同士なら、話せることってあるかもしれない。
意外と知らないこと、同じだと思っていたのに実は違うこと、違うと思っていたのに実は同じことがいろいろと出てきそうな気がする。
そして身近な人にふんわり持ちかけてみると、意外なことに「東アジア人ばっかりなら英語も話しやすいかも」と、ESL方面からの需要もありそうなことがわかった。
なるほどー。
というわけで、「東亜女子会」。
ひとまず来週、第1回の日程が決まった。
中国、日本、韓国(アルファベット順)から8人ぐらいの少人数でやってみる。
初回はお試しだし、はじめましてだらけなので、ランチしながら、ざっくばらんに。
盛り上がったら、またやればいいし、後々ちゃんとした会になっていくかもしれないけど、ダメなら今回限りってことで。
どうなることやら。
※念のため書き添えておきますが、フェミニストに転向したり、組織的なことに興味を持ったりしはじめたわけじゃありません。
そのへんは、あいかわらずです。