MOOC 勉強会

MOOC の勉強会に参加してみた。

MOOC とは Massive Open Online Course のこと。
日本語では「大規模公開オンライン講座」というのかな。

資料は時間切れで読みきれず、知識的にはほぼ手ぶら、体験談だけで乗り切るという情けない状態での参加だったが、メンバーに恵まれ、とても有意義な時間が過ごせた。

‘xMOOC’ と ‘cMOOC’ の違いがよくわかり、その上で、アドリブ欲の強い私は ‘cMOOC’ が好きだということや、それは世の中的にも少数派で、まして教育業界では異端だということがわかった。
ま、やっぱりね。

教える側にも、教わる側にも、自分が過去に受けてきた教育の“型”から大幅に外れたものに対する拒絶反応が、やっぱりあるらしい。
ま、そうだろね。
私はむしろ、慣れているやり方はつまらなくて、新しいものを試してみるのが好きなのだけど、それもやっぱり異端であることを改めて噛みしめる。

子ども向けの塾や補習の代替としての使い方や、高学歴のシニアが専門分野の学びなおしをしたり、シニアの学生時代には開発されていなかった最先端の学問を新たに学ぶという面では、かなり具体的で実質的な可能性がありそうだと思う。

ワタシ的には、コーチングの受講生の英語力や目的やニーズに応じて、「ちょっとMOOCで勉強しておいで」という感じで、課題や実践のアウトソースができそうだなと思った。
「自立した学習者の育成」という意味で大いに共通点があるので、きっと使い道があると思う。

そういう利用の仕方を考える者として、今回の勉強会で、仕組みや概要、問題点、今後の展望をざっくり学び、便利な使い方についての情報を得られたのはよかった。
そして何より、開発や運営をする側の人、近い分野で利用方法を模索している人たちと知り合えたのがいちばんの収穫。
何か思いついたら相談しよっと。

これからの教育は、学ぶ気にさえなれば、誰でもいつでもどこでも学べるようになっていく。
一方で、特に先進国では「学ぶ気になる」、つまり「学習者になる覚悟をする」ということが難しくなっていく。
そこんとこをどうにかするのが、これからの教育者の仕事だろう。
MOOC が、たとえば日本の英語教育において、どのぐらいの効果を見せ、どう発展するのかしないのか、定着するのかしないのかはわからないが、少なくともある一定の期間、特定の学習者にとって便利な道具にはなりそうな気がする。

ただし、カネの臭いもプンプンする。
私は「教育とカネ儲けは、混ぜるな危険」という立場なので、気をつけないと。

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