アジアンマーケットで買ったうどんのパッケージの日本語のこと。
お鍋のシメなどに使うゆでうどん。
いつもの、比較的日本っぽいのがなかったので、別のを選ぶことになった。
名前は『細切リ烏冬 うどん』。
「リ」がカタカナなあたり、いかにも中国(香港)出身だね。
ちょっと怪しげだけど、アジアンマーケットで売っている商品にしては珍しく賞味期限がプリントしてあるので、むしろ信用できるかも。
パッケージの裏に、『食法/食べ方/Serving instruction』と書いてある。
他の部分は、たとえば原材料などの情報もすべて中・英・仏の3ヶ国語なんだけど、ここだけなぜか日・中・英なんだよね。
手順1.は「お湯を沸かしてうどんを入れる」なので問題なし。
手順2.と3.は以下のとおり。
2.「1分ぐらい煮て、お箸掻きまわって、気の向くままに自分の好感の調味料に参加することができます」
3.「すぐ腰のある美味しいうどん麺になる。註:自分で好きのようの野菜と他のお肉を入れて一緒に作ったら、もっと美味しい」
…まぁね。
気持ちはわかります。
お手数かけました。
いつも思うけど、こういう日本語、商品が世に出るまでのどこかの段階で、なんで誰かに校正を頼まないのかなぁ。
いや、たかがうどんの作り方で、完璧に正しい日本語を書く必要もないので、いいんだけどさ。
たとえばこのおもしろ日本語を、“日本語ネイティブ”の立場で指摘したら、どうなるかな。
日本で見かけるおもしろ英語を、“英語ネイティブ”に指摘されたときの日本人みたいに、「はぅあぁぁー申ぉっし訳ございませんっっ」とか言って、顔を真っ赤にして全社を挙げて早急に修正したりするかしら。
…しないだろうね。
そのあたり、大陸の人たちは堂々としてるから。