続・英語とビジネス

英語教育とビジネスのことを、また。

「この内容ならもっとお金が取れますよ」「なぜこんなに安くしてるんですか、もったいない」と言われた。
また、言われた。

いつもなら、「これは商売じゃなくて教育なんです」「たとえ主流でも不適正なものに合わせるつもりはありません」とにっこりお答えして、「けっ、綺麗事かよ」「意味わかんねー」という反応をもらって、後足で砂でもかけられて、おしまい。

だが今回はちょっとホンモノっぽい人に、熱心に言っていただいているので、こちらも真剣に考えようと思う。

英語教育産業がカネ儲けに走りすぎたために、法外な金額で偽物をつかまされる人が後を絶たない。
教育者は商売人に、学習者は消費者になった。
それは間違いなく大問題なのだけど、だからといって問題を排除することばかり考えて、その問題があまりにも広く日本社会に浸透してしまったために純粋な教育が成り立ちにくくなっているという現実から目を背けているわけにもいかない。
いまや公教育でさえも、“お客様”の顔色を窺いながらでなければ、運営できないのだ。

つまり学習者が学習者である前に消費者としてサービスの価値を計る以上、教育者も消費者としての学習者を納得させなければ、学習者を教育現場へ連れてくることさえできないということ。

市場価格を無視したサービスの提供は、たとえそれが“適正”だとしても、「こんなに安いなんて怪しい」「嘘に違いない」と思わせるから、“賢い消費者”は寄り付かない。

うーん。
そこまで毒されてしまっているのだろうか。
にわかには信じがたい。
信じるとしても、私はポリシーもフィロソフィーも変えることはできないので、どうやって折り合いをつけるか、引き続き考えたい。

新たなアイディアとしては、いったんビジネスに手を染めて、別部門で教育を立ち上げること。
そして時代が追いついてきたらビジネスを解除して、また教育に戻す。
ふむ。それならアリかなぁ。

なんにしろ、引き続き考えよう。

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