TOEIC満点

6月に受けたTOEICでとうとう990点をゲット。
勝因を分析してみよう。

TOEIC歴は結構長いんだけど、満点をとったのは今回が初めて。
980点になってからしばらく横ばいだったので、これが私の上限かなと思っていた。
あんな長い時間、試験だけをやるなんて飽きちゃうんだもん。

公表されているとおり、TOEICのスコアは素点ではなく、Equating(等化)により統計的に算出される(参照)。
私はこのあたりの仕組みはさっぱりわからないので、興味のある方は『TOEIC 算出方法』などのキーワードで内容を確認してほしい。
ま、とにかくTOEICテストは「英語能力を正確に把握」(公式サイトより)とは言うものの、「だいたいこのへん」以上の精密なことは測れない。
“カリスマ講師”を自称されている方々も毎回満点じゃないみたいだしね。
つまり私がこのたび晴れて初めての満点を達成したからといって、私の英語力が伸びたわけではなく、むしろ長年の横ばいがいまだに続いていると読むのが妥当だろう。

そういうざっくり感を踏まえたうえで、あと一歩で伸び悩んでいた私が満点に到達した理由を3つほど挙げておこう。
念のため言っとくけど、参考にはならないよ。

①気楽な姿勢
申込の時点でも書いているとおり、今回受験した理由は「英語を使う機会が減っているうえ、集中力の衰えが著しいので、どれだけスコアが下がるかチェックしよう」というものだった(参照)。
「1点でも高いスコアを狙うぞ!」という意気込みは皆無。
下がってる前提という気楽な心構えで試験に臨むことができた。
もちろん前日までにジタバタすることも一切なく、ゆるりとしていた。

②緊張感ゼロ
①のような心構えなので当然といえば当然だが、当日の記録にもあるとおり、あの緊張感たっぷりの会場で、終始リラックスし、周囲を冷静に観察していた(参照)。
集中力が持続しないという自覚があるため、ムダに集中することを避け、できるだけ力を温存したことが功を奏したかもしれない。

③序盤でのつまづき
いよいよ試験が始まり、リスニング問題に取り掛かっていたときのこと。
写真を見て、英文4つを聞き、当てはまるものを選ぶという問題の第3問で、どう見ても4つとも当てはまらないものに出くわした。
リスニング問題は一回しか流れないので、聞きなおすことはできない。
「該当ナシ」というひっかけ問題はTOEICにはない。
おっかしいなぁと思ってしばらく考えていたら、写真に『7』という番号がついているのに気づいた。
第1問、第2問を終えて問題冊子の次のページに行くときに、うっかり2ページめくっちゃっていたのだ。
1ページ前を開いて『3』の写真を見ると、なるほど、聞いた英文の中にぴったり当てはまるものがあった。
序盤でのこのミスで、自分がいかに集中できていないかを知り、さすがにちょっと反省し、気合を入れようと思うきっかけになった。

…とまぁ、こんなところかな。
良い子はマネしないでね。

私はカリスマじゃないので満点の使い道はないし、だから何?という、どうでもいい話でしかないのだが、取ってみると満点はやっぱり気分がいい。
コレクションが全部そろった的な。
うれしいというよりスッキリした感じなんだよね。

そういえば今年はセンター試験でも初満点をマークすることができた(参照)。
普段「あれもアリ、これもアリ」という、正解がないような生活をしているので、たまにはくっきり点数をつけてもらうのもいいかもしれない。

でも、もう試験はヤダ。
当分は受けない。

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