子ども

今回の帰国中に会った子どもたちのまとめ。

まずは帰国早々に会えたNちん。
数年前までは「結婚してください」と言ってくれたりしたけど、最近はめっきり恥ずかしがりやさんになっちゃって、あんまりくっついてくれなくなった。
それでも私が遊びに行く日にはあいかわらず、「今日はemiちゃんが来る」と言って楽しみにしてくれているらしい。
巨大児の寸胴ボディにアメリカ製のドレスがぴったり。

双子のRちゃん&Rちゃんは空港へお迎えに来てくれた。
生まれて初めての空港は広くておもしろくて、二人はそれぞれの興味の向くままに、うろうろ、ぱたぱた、時々ぺたんと座り込んでいた。
通りかかった人たちに「かわいいー」と言われると、一緒にいる私は親でもないのに「でしょう?」と思ってしまう。
冬にあげたサンタさんをいまだに気に入ってくれているそうだ。

久しぶりに会ったKと、初めて会った弟のK。
前回よちよち歩きだったKは今やピカピカの1年生。
学校のプリントを自分でファイルしながら、ひらがなの簡単→難しい順を教えてくれた。
兄弟は人見知りや照れとは無縁らしく、テンション最高でガンガンしゃべってケタケタ笑う。
エネルギーの塊みたいな子たちだった。

Sは、今や私よりうちの父と仲良し。
「父の日だから」と、カードと栞を持ってきたのだが、「たまたま家にあったから」とか「わざわざ作ったわけじゃないよ」とか、照れまくりでめちゃめちゃかわいかった。
お菓子を勧めつつ自分の好きなのを取られないように、「こっちの方がおいしいですよぉ?」とインチキ営業マン口調で言う。
いつの間に、どこでそんな技を覚えたんだか。

Kちゃんは最初こそぐずって大泣きしていたが、ケロッと元気になったかと思いきやエンドレスおしゃべりが始まった。
語尾にチャラ男とオネエがちょっとずつ混ざるのがかわいい。
女の子大好きなKちゃんは甘え上手の誘い上手。
帰りの車中ではかなり熱烈に濃厚に口説かれた。

Kは小2とは思えないほどのしっかり者。
言葉のセンスも、なぜか上から目線な口調もかなりツボ。
一匹狼のようでいながら、実は面倒見がよく、寛大で頼もしいアネゴ肌のとても素敵な子だった。
あの器の大きさと度胸は将来が楽しみだね。

赤ちゃんのとき以来、久々の再会となったAは、いかにも体育会な、爽やかな若者になっていた。
学級委員や実行委員をこなしているというのも納得の、リーダーシップと礼儀と人当たりの良さを兼ね備えた、どこへ出しても安心な子に成長していた。
アメリカ製のポップコーンで感動してくれたことに感動した。

子どもたちから学ぶことは本当に多い。

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