NYCから特別ゲストをお招きしてのJERAごはん会。
支援団体JERAの活動の一環として、岩手県大船渡市のご実家へ先月帰国してこられたNさんから被災地の様子を聞く勉強会。
NさんはNYCの日系新聞社勤務。
震災以来、週末も取材などで忙しくされている。
想像を絶するショックを受けられたというのに、なにもかもが猛スピードで動くマンハッタンにいては気の休まるときがない。
前々から「アメリカの田舎を見てみたい」というご希望もあったので、今回はちょっと強引に私が“遠足”を企画したのだ。
…とはいえ、金曜のお仕事後から土曜のお仕事までの間で、滞在時間わずか6時間のために往復5時間かけて来ていただくことになってしまった。
うーむ、かえって悪いことしているような。
到着からごはん会までの2時間ほどを使って、市内をちょっとだけお見せする。
NYCになくてAlbanyにあるものといえば、広さとのんびりした雰囲気ぐらい。
「こういうのがいちばんいい」と気に入ってくださった。
ほっとした。
そしてごはん会。
メンバーひとりずつ、取材風の自己紹介をして、前半はAlbanyでの暮らしぶりなど情報提供と雑談、後半は大船渡の画像を見ながらの“勉強会”となった。
Nさんは努めて明るくお話してくださったが、やはりところどころ、胸がつぶれる思いがした。
とても有意義な会になったと思う。
バスの駅へお送りする道すがら、「いいグループですね」とお褒めの言葉をいただいた。
はい、それはもう、私の自慢です。
日にちをまたいで帰宅されたNさんから、「なんだかさっそくAlbanyにホームシックです」というメッセージが届いた。
よかったぁ。