ストリーム放送って今まで見たことがなかったんだけど、「みんなで一緒に見る」っておもしろいね。
私は基本的にテレビを見ないので、たまーにYouTubeで日本の番組を見るぐらいで満足。
が、今回、UStreamとニコニコ生放送にアクセスし、ストリーム放送デビューを果たした。
画面の横(ニコニコはプラス画面上部)に、見ている人たちのコメントがどんどん出てくる。
私は文字があると読まずにはいられない性質なので、慣れるまでうっとうしくてしょうがなかったのだが、読んでみるとこれがなかなかおもしろい。
比較的ツッコミが多い模様。
噛んだりすると絶対許してくれない。
びっくりするほどサブイことを書くヤツもいるけど、たまに絶妙のタイミングでナイスな一言をつぶやくセンスの良いヤツもいて、つい笑ってしまう。
「そこ?」っていうのもね。
また、みんなの好き嫌いがあからさまにわかる。
声や歯切れの良さ、説明のわかりやすさ、
切り口に表れる個性などが好き嫌いを決めるポイントだろうか。
人気のある人が登場するとコメントは沸き立ち、応援など温かい内容が続々流れてくる。
一方、嫌われている人だと、名前が出ただけでも非難囂々。
頼もしくて好かれている、というのは当然だとしても、頼りなくても支持されているという場合もあるようだ。
結構みんな人間を見てるんだなぁ。
特におもしろかったのは人気アナウンサーが登場したとき。
画面に出た瞬間、みんなが“口々”にあだ名を叫び、「え、帰ってきたの?」「おかえりー」などと言いだした。
素人の私には何のことかさっぱりわからなかったのだが、その後のみんなの解説により、以前キー局でニュースを読んでいたアナウンサーで、現在は地方局に赴任中なのだが、この緊急事態で召集された…ということがわかった。
オンラインの世界にも“お茶の間”が存在してたんだね。
<追記
3/24の夜のニュースで起きた衝撃の“事件”を生で見ることができ、しかもその体験を他の視聴者たちと共有できたのは感動的でさえあった。
NHKのストリーム放送は3/25をもって完全に終了。さみしい。