リーダーシップとか大の苦手なんだけどね。
ま、非常事態ですから。
地震発生時にたまたま実家の母とスカイプをしていたため、揺れを“目撃”し、以来ネット上での情報収集がスタート。
まだ始まったばかりのストリーム放送でNHKニュースを見て、ぜんぜん眠れない、何も食べられない、泣いてばかりの状態で、最初の24時間ほどを過ごした。
愛する母国が破壊されていくのをただ指をくわえてみている以外、なんにもできないと思った。
それから、なんというか、我に返ったような感じで、食べたり寝たりすることができるようになったら、俄然気力が沸いてきた。
なんにもできないわけがない。
何かできることをしようと思い立った。
そうなるといてもたってもいられず、地域の日本人に「一緒にできることを探そう」と声をかけた。
普段おとなーしくしている私がこんな行動を起こすこと自体が“非常”だが、そんなことは構いやしない。
そして、好みじゃないからずっと避けていたFacebookを突然、フル活用で使い始めた。
あっという間に地域の有志が10人ほど集まり、Japan Earthquake Relief Albanyができた。
自ら考え、意見を述べ、行動できる素晴らしいメンバーが揃った。
現在は募金活動を立ち上げるべく、関係各所からの情報収集、他の団体との連絡などを行っている。
送金先と許可の問題がクリアされ次第、募金箱の設置や街頭募金を始めるつもり。
長期的なものや金銭以外のアイディアも随時企画化していきたい。
必ず届けるから待っててほしい。