Support

固定客とかファンとか、応援とか支持とか期待のことなど。

私は写真の整理とシェアのために、2005年から一途に、あるサービスだけを使っている。
どこを通ってこれを見つけるに至ったのかわからないが、「なんかよさそう」と思って申込みしたのを覚えている。
まだ世に出て3ヶ月ほどしか経たない若い会社がつくった新しいサービスであることも、そのときは知らなかった。

以来、この会社がいろんな挑戦をするのにずっとつきあってきた。
パスワードの設定をやってみたり、やめてみたり、戻したり。
無料サービスを始めてみたり、引っ込めてみたり。
他の会社と提携したり。
こうした試行錯誤のたびに、CEOが論理的で誠意のある文章を発表して経過を説明する。
そしてユーザーの意見を聞く。

この6年で会社は大きく成長し、システムは大幅に進化した。
さまざまな機能の充実にともなって会費は徐々に上がり、とうとう去年、一挙に前年の倍近く、スタート当初に比べると3倍強にまで跳ね上がった。
CEO曰く、「この値上げを機に去る人もいるだろうが、それは致し方ない」。

価格だけの競争ならライバル会社には敵わない。
金額は選択の重要な条件。
でも私はこういう“顔の見える”会社が好きなので、もうしばらくつきあい続けるつもりでいる。
今後も価格に見合うサービスを提供してくれればそれでいい。
そりゃ会費は安いに越したことはないし、こんなことなら数年前まであった終身プランに入っとけばよかったと、みみっちいことも考えなくはないけど、いちファンとして、ささやかな寄付をするような気持ちで、会費を払おうと思う。

サクセスストーリーには、海のものとも山のものともつかぬうちから、目をかけ、応援し、見守ってくれた人が登場する。
先見の明がある人が将来の成功者を見破った、というのも部分的には真実かもしれないが、私はむしろ、サポーターの“賭け”に恩義を感じ
それに報いるために誠実にがんばれる人が、結果的に成功するのだろうと思う。

人は人で育つ。
子どもはもちろん、大人も。
商売人も会社員も、芸人も絵描きも、学生も。

私は成功者ではないけれど、応援のありがたみはよく知っている。
その経験はついペイ・フォワードしたくなっちゃうのだ。

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