今年最後の師匠とのミーティング。
“言語学とコミュニケーションの融合による、新しい英語教育の実現” …なーんて、言うは易し、行うは超激難し。
対立する二大巨頭を師匠に持つという異例を自ら勝手に作っておきながら、そのことが原因で困った事態になった。
私がグラグラしてしっかり間に立てていないので、「おいおい大丈夫か?」と、K教授・P教授、ふたりの師匠が心配してくれている。
簡単にいうならば、「これだ!」と思ってきた手法に無理があり、あきらめざるを得ないということがわかってきた。
そのこと自体もかなり残念だが、では新たにどんな枠組みで計画を立てればよいのか。
今はすべてが闇の中。
打開策が見つからないまま、重い腰をやっと上げてP教授に会いに行ったのが先月中旬。
案の定の厳しい内容でがっくり来てしまい、K教授に結果報告するのも延ばし延ばしになっていた。
そして先週、K教授からメールが。
「S教授宅の夕食会でP教授に会い、キミの話になった」
…げ。
そんなすごい3人の集まりに私を登場させないで。
で、いろいろあって、1月になったらK教授とP教授が討論する機会を設け、S教授もそこに同席して意見交換することになった、という。
ひぇー。
ということで今日のミーティングは、私の考えをK教授に伝えるべく、簡易的なデータ分析を持ち込んでディスカッション。
久しぶりに少し手ごたえを感じることができた。
これを踏まえてK教授がP教授と話し合い、両教授間の見解の不一致を洗い出して、それを私がどう利用していくか検討することになった。
それにしても、ここ最近のK教授・P教授のサポートっぷりは身に余る。
こんなにお世話になっちゃったら、簡単に逃げ出したりできないじゃないの。