大学院生として去年から履いていた、二足のワラジのうちの一足を脱いだ。
2度目の今回はコミュニケーション修士として出席しているのだけど、他学部の知り合いにちょこちょこ会って、そのたびに「えー?なんで?」と聞かれ、いちいち説明していた。
えーと教育のPhDはまだやってるんですけど、途中でMA in Comを足しまして、そっちが先に終わりまして、これでまた“ただのPhD学生”に戻ります。
式では教育からCやCやWなど、あと日本人のKちゃんが博士号を取得。
3年前にこの式に出席したときも同じ光景を目にしたけど、やっぱり壇上に知った顔が立つのは全然違う。
それに今は、PhDの人たちがどんな苦労をどれだけ積んでここにたどり着いたかを具体的に知っているので、もう、それはもう、よかったねぇと思った。
あ、今これを書いていても泣ける。
後半に名前を呼ばれる修士号取得者の中には、去年私のクラスを取った学生たちが。
これにはまた別の感慨が。
というわけで素晴らしい式だった。
…とカッコよく終わればいいものを。
そうは行かないのが私なんだよなぁ。
つづく。