P教授

うぅっく。
久しぶりにしぼられたー。

やっとP教授に顔向けできる状態になったので、結構な時間をかけて、それなりに準備をして行ったつもりだったのだが、どれもこれもあっけなく、ばっさりと斬られた。
「そんな浅いことで済ませてほしくない」
「他の教授はそういうのがお好きかもしれないけど、私はそれではダメだと思う」
「それは無理」
「本当にやる気あるの?」。

で、矢継ぎ早に突っ込まれて私がオタオタするのも、P教授が「あ、空気悪くなっちゃった」と反省して軌道修正しようとして失敗するのも、いつものことだからしょうがない。
つまり、凹むしかないわけで。
しょぼん。

P教授は天然系怪力巨人みたいなもので、自分のすごさをまったくわかっていない。
思いがけず学生を落ち込ませてしまうことを、本人はけっこう気にしている。
それを知っているから凹むこちらも申し訳なく思うのだが、防ぎようがない。

でもこの容赦のなさこそ、P教授のいろんなすごさをギュッと濃縮したカンフル剤。
その場では強すぎて受け止めきれないのだが、しばらくするとじんわり解けて効いてくる。
うまく説明できないけど、奈落の底へ突き落とされて着地したと同時にエアシューターで一気に上昇するみたいな効果があって、今までお先真っ暗だったのが信じられないくらい、急にぱぁっと視界が開けてくる。
フニャフニャしてたものがシャンとする。
これがあるから何度痛い目に遭っても、また斬られに行くんだよなぁ。
この快感を知っている学生だけが、P教授のもとに残っているんだろうと思う。

よし、がんばろ。

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