HOAX

日本で始まる新しい英語教育の構想が整った。

目玉となるのは、HOAX: High-Order Acquirement eXercises (高次習得訓練)。
母語の習得プロセスを抽出し、第2言語用に組み替えたプログラム。
EU発足以来、共通言語として英語学習の需要が急速に高まったヨーロッパ各国の共同で開発された。
現在すでにドイツ語・フランス語・スペイン語版HOAXが公立小中学校の英語教育で採用され、成功を収めている。

小学校英語の本格導入を前に抜本的な改革が必要とされる日本の英語教育でも、HOAXを採用することが決まった。
日本の研究チームはすでに現地視察を終え、日本語版の開発に着手している。

専門家は、「これでもう日本人は英語に困らない。普通の日本人が普通に英語を使えるようになる」と歓迎。
一方、ある大手英会話学校関係者は、「英語が普通にできるようになれば、日本人の英語熱が冷め、英語ビジネスは一掃されてしまう」と困惑気味。

いずれにしても、“一億総初中級英語学習者”の時代は終わり、日本人の英語力が飛躍的に向上するのは間違いないだろう。
日本語版HOAXは2012年リリース予定。

※これはエイプリル・フールのネタです。
‘hoax’=でっち上げ、作り話

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