Self-discipline

学期ごとに新しい課題が与えられる。
今回は『自律』かな。

これまでの4年間は、毎日毎日追いかけられて、おしりに火がついた状態で走り続ける、というかんじだったが、今学期からはもう追いかけてくるものがない。
というか、ひょっとしたら、これからずっとそうなのかもしれない。

追いかけられないのに止まってはいけない。
追いかけられていたときの速度をある程度保って、自分でペース配分をしながら走り続けなければならない。
これは、かなり厳しい。

たとえば今日のようによく晴れて、雪が反射して部屋じゅうが明るいと、つい趣味の掃除に夢中になってしまう。

「明日倍速で走ればいいや」とか、「来週のこのへんで巻き返せるだろう」とか、現実にはできないことだとわかっているくせに、楽天的な悪魔の誘いに乗ってしまう。

明治のある偉い人は留学中に、「自分が一日休むと日本が一日遅れる」とおっしゃったそうだ。
返す言葉もない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。