二転三転

パソコンを閉じゲート前に移動。
それからいろんなことが起きた。

デトロイトは大きな空港で、ビルがH字型につながっている。
メインのA棟はこれまでに何度も利用し、長時間待っていた経験もあるのでよく知っている。
日本食レストランもホテルもあるし、座り心地の良いカウチもある。

今回の乗継はC棟の端のゲート36。
C棟には1,2回到着したことはあるけど、ゲートに行くのは初めて。
入国審査を終えて入ったA棟からC棟の端まで徒歩20分ほど。
お店も座るところもあまりなかった。
だから建物の真ん中あたり、ラウンジ近くでパソコンを開くことにしたのだ。

搭乗1時間前になったので移動。
ゲートに向かう途中でモニターをチェックすると、ゲート番号が変更されていた。
Cleveland 5:20pm On Time C23。
端まで行かずに済んでよかった、と思った。

C23付近はすでに混んでいたので、向かいのC22前に座って待つ。
するとC23がなんだかわらわらしてきた。
ゲート前の画面を見ると、出発が6:15pmになっている。
おいおい、それじゃ次の乗継に間に合わないよ。

変更の相談をしにカウンターへ。
並んでいるうちにまた画面が変わった。
Pittsburg 5:00pm。
クリーブランドに行く人もピッツバーグに行く人も、「どうなってんだ?」となる。
カウンターのおばさんが本部っぽいところに電話をし、「ピッツバーグを先に飛ばして、その後このゲートからクリーブランドを出す」との情報を得る。
おばさんはちょうど勤務時間が終わったらしく、それだけ発表したらとっとと去っていった。

交代した担当のおねえさんに、「6:15発では次の便に間に合わない」と言うと、「ちゃんと乗れる」という返事。
「いまパソコン上では5:20になっているから」だそうだ。
私の後ろに並んでいたビジネスマン風のおばちゃんも「私もその便なんだけど6:15と出てたわよ」と援護射撃してくれたけど、担当は「知らない」。
それでもピッツバーグの後にC23から飛ぶのは確実らしい。
たった20分で次の便が飛べるわけないじゃん。

頼りないのでモニターを見に行くと、Cleveland 5:20pm On Time C22。
向かいのゲートに微妙に変更されている。
さっきのおばちゃんにも声をかけてC22へ移動。
「なんで放送もなく変更するんだ」と怒っている人もいる。

まもなく、C22から飛ぶ予定だったCharlottesville行きが悪天候のためキャンセルされたとのアナウンス。
なるほど、それで空いたゲートからクリーブランドが飛ぶわけか。
「手続きをするので、シャーロッツビル行きの搭乗券をお持ちの方はC22へ」。

C22には突然のキャンセルで混乱するシャーロッツビル行きの人と、C23から移動してきたクリーブランドへ行く人でごちゃごちゃ。
長蛇の列が5:00を過ぎてもさばけない。
おばちゃんが「5:20には飛べそうもないわね」。
ちなみにおばちゃんはクリーブランド人なので、多少の遅れは構わないらしい。
定刻を過ぎたC23のピッツバーグもまだ飛べていない。

どうやらシャーロッツビル経由で他の空港へ飛ぶ人を、クリーブランドやピッツバーグなどにも振り分けているらしい。
クリーブランド行きがやっと搭乗開始になったのは5:40頃。

搭乗口でAlbanyまで確実に飛べるのか尋ねると、「それはわからない。とりあえずクリーブランドまで行って」と言う。
デトロイト-Albanyなら夜の便もあるし、最悪、一晩明かすことになってもデトロイトならどうにでもなるが、クリーブランドのような小さな空港ではそうはいかない。
乗継便に間に合わないようなら初めからクリーブランドには行かないと伝えると、「他の乗客が全員乗ってからでもよければ調べてあげる」と言うので待つことにした。

クリーブランド人のおばちゃんを含む乗客全員が乗り込んで、やっと乗継情報を調べてもらう。
クリーブランドからAlbanyへは予約した便が最終。
だが間に合わないので、飛べばクリーブランド泊まりが決定的。
さらに夜のデトロイト-Albanyは残席1だというので、すぐに変更を決めた。

手続きを待つ間に、一度は乗り込んだはずのおばちゃんのほか、約8名が搭乗口から戻ってきた。
シャーロッツビル行きが加わったため重量が超過し、名指しで選ばれて降ろされたという。
結局おばちゃんは明日の午後便に振り分けられ、今夜はデトロイト泊まり。
ホテルへ向かうところを見送った。

しばらく待って、クーポンと新しい搭乗券を発行してもらう。
カウンターのおねえさんが、「直行便に変更なんておいしいわね」と言う。
まぁね。もともとこれでもよかったんだしね。

でも荷物が受け取れないじゃん、と返すと、「大丈夫よ。荷物はクリーブランド便に乗ってるから。荷物の方があなたより先に着くくらいよ」と言う。
乗継に間に合わないからクリーブランドで止まるでしょ?
「なんで?最終目的地のAlbanyまで行くわよ」。
…ここで議論してもしょうがないので、「それならいいよ」とだけ言ってその場を離れる。

Albany行きの搭乗ゲートはA棟の端74。
H字の横棒に当たるトンネルを逆戻り。
クーポンを使って夕食をゆっくりめにとり、ゲート前で気長に待つ。
冷房がキツイ。

Albany便は出発こそ少し遅れたが、ほぼ定刻に到着した。
座席につくなり直立のまま爆睡してしまったので、離陸さえ知らなかったけど。

案の定、空港に荷物は届いていない。
明日中に配送してもらうように頼んで帰宅。

というわけでクッタクタにはなったけど、次回のフライトの割引券はもらえたし、50kg近い荷物を運ぶ手間も省けたので、まぁよしとするか。
旅行と違って、自宅には身の回り品もあるしね。

デトロイト空港では遠くに沈む夕陽が、Albanyでは夜景が、とてもきれいだった。
これも変更のおかげってことで。

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