占い

たまたまつけたテレビで、『占いなしでは生きられない!』を見た。

占い市場は年間1兆円だそうだ。
旅行の行き先も夕食の献立も占いで決める。
占いイコール人生なんて人もいるそうで。
占い好きの人がいることは知っているけど、そんなに、なの?

そして今日、珍しくファッション雑誌を手にする機会があった。
いつもは開きもしない占いのページを熟読してみる。

星座別に12に分けて載せてある。
そういえば12個全部をじっくり読む人はあんまりいないかもね。

全体運と恋愛運しかないことも含め、内容に明らかな偏りがある。
男性はもとより、主婦や女子高生にも当てはまらないことばかり。
対象は20代後半-30代の働く独身女性だろうか。
グーゼンにもこの雑誌の読者層に合致する。

金運や仕事運の欄はないのだけど、お金に関わる情報がチラホラ。
“不労所得”ってのはもう日常用語なのかな。
どの星座の人も仕事は楽じゃなさそうだ。
グーゼンにも世の中の不景気と重なる。

恋愛もモヤモヤしているようだね。
傾向として“重い”人が多いのかしら。
他のことについては割とぼんやりした回答なのに、恋愛だけはやけにバッサリ・キッパリとした口調で、ぐいぐい背中を押しているかんじがする。

この月刊誌のように1か月分の占いを出してくれるのと、テレビのように毎朝その日の占いをしてくれるのと、両方見ちゃった場合、どうやって折り合いをつけるんだろう。
聞くところによると、占いの結果は良いことだけ信じて悪いことは忘れるらしいから、良いとこどりして良い気分になれば、それでOKなのかな。

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