今日は英検。
近所の大学が受験会場だったので、自転車で行ったら、思ったよりずっと早く着いてしまった。
TOEICを受けた記憶がまだ新しいので、いろいろと比較してみた。
全体的にTOEICより管理が甘い。
座席は自由席だし運営スタッフも手薄。
替え玉希望の人には英検の方がオススメかも?
インフルエンザ対策としては、兆候のある人への自粛要請メールを出したり、マスクを持参させたりするところは同じ。
6月は各種検定試験の多い月なので、どこでもそうしているのかな。
早々と会場入りしたもののやることがない。
周囲の様子を見て、「あぁ過去問を見て来ればよかった」とか思ったけど、時すでに遅し。
他にも集中力アップのためチョコを食べることや、お守り代わりに電子辞書を持ってくるのも忘れた。
受験者はTOEICの方がおしゃれな人が多い。
英検を受ける人はいわゆる“コクリツ”な雰囲気。
教室内がピリピリしたムードだ。
遠くから運動部の掛け声が聞こえる以外はしーんとしている。
ようやく時間になり、試験監督者からの注意事項タイム。
携帯はアラームを解除して電源オフ。
TOEICでは監督者がチェックした後かばんにしまうように指示されたが、英検では机上に置いておくようになっていた。
試験中の音についてはTOEICの方が敏感かな。
傘を倒しておくように、とかは言われなかった。
ひととおり注意が終わったところで、私の前に座っていたおじさんが手を挙げた。
「あの、外から聞こえる部活かなんかの声は、何とかしてもらえないんですか?」。
学生バイトっぽい試験監督はちょっと困って、本部へ助けを求めに行った。
すぐに協会の腕章をつけたおじさんがやってきた。
耳に神経を集中させて数秒。
まぁそりゃ雑音といえば雑音だけど、うるさいっていうレベルでは全然ない。
先日のカラスが飛んできたら、今度こそ撃ち落されるよと思ったら、また笑いそうになってしまった。
協会判断としては「筆記の邪魔になるほどではないので、リスニングの間だけ静かにするよう申し伝える」。
んまー過保護。
運動部のみなさん、すみません。
でもそのくらいしないと文句言われかねないからな。
協会の方もご苦労さまです。
ちなみに試験の順番は、TOEICはリスニング→筆記で英検は逆。
そんなこんなで試験が始まった。
ありゃエッセイなんてあったんだっけ。
試験問題はテクニック戦のTOEICより、英検の方が良質だと思う。
筆記、リスニングとも、テンポや話題の転換に翻弄されることなく、比較的純粋に英語力を測れるような気がする。
英検対策をみっちりこなしたら、新聞や雑誌の記事や論文に対応できる読み書きや、対談もこなせる聴解力がつきそうかな。
TOEICより骨太の漢方薬的な効き目があるかも。
あ、だから“コクリツ”なわけか。
納得。
それにしても単語セクションがあいかわらず抜群に難しい。
4択で4つとも知らない単語だもんなぁ。
後続の読み取り&聞き取り問題には、この超ハイレベルの単語は使われていないわけだから、なんのための単語テストなんだろう。
まるで“たほいや”だね。
結果は散々。
たぶん一生受からないんだけど、また時々受けよっと。