畑作り

“耕す”ということ。

荒地を開墾するとする。

まずは木を伐採したり、石を取り除いたり。
そういう見た目にわかりやすい作業から始まるのだろう。

作業前・作業後の違いは誰の目にも明らか。
働いた本人にとっても、「いやーきれいになったなぁ」という達成感や満足感につながりやすい。

畑として機能するところまで来たら、耕す、という作業を行う。
土を掘り返して空気を混ぜて。

たとえば耕す前と後で写真でも撮ったら、どっちがどっちかはっきりしないかもしれない。
耕す人は「こうすることで作物がよく育つ」という先人の知恵があるから汗水たらせるけど、それを知らなかったら「やってもやらなくても同じじゃん?」と思っちゃうかもしれない。
素人は「それならしんどいだけ損じゃん」などと言うかもしれない。

それでも耕すのと耕さないのとでは、確実に違いが出る。
しばらく待てば必ず出る。
見る人が見れば、真面目に手入れしてあるのか、サボって表面だけ整えているのかなんて一目瞭然なのだ。

「そういうことなんじゃないの?」と、お嬢育ちで畑仕事などしたこともない母に言われた。
クワっていう道具もイメージできない娘は「なーるほどー」と大いに納得した。

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