Whoever

階級とか地位とか知名度とかと関係なく生きている人、について。

肩書きに弱いヤツっていうのがいるよね。
権力のある人を見つけるのが上手くて、しゃしゃしゃっと駆け寄っていけるヤツ。
そして自分より下の者を捕まえては「エヘン、偉いだろ」とやりたがる。
スネ夫みたいなヤツ。

What<Whoだとそうなるのだろう。
具体的に何が起きているかはさておき、周囲を敏感に察知して、それに応じて自分の位置を調整する。
Whoに敏感という意味では、権威と見ればやたら噛みつきたがる『破壊くん』(仮)という血の気の多いヤツもいるが、とばっちりを受けるといけないのでそっとしておく。

一方、What>Whoということもある。
“英断”なんて呼ばれる類もあるが、甘えとかワガママもこの近くじゃないかな。
Whoを軽んじると大胆で強引な印象を与える。

What+Whoの人を“謙虚”と呼ぶのだろうか。
やることやって、かつ人当たりもよい。
出来杉くんタイプ?
ただ“謙虚”はちょっと大雑把な言い方で、What+Social というか、表面的な行動や態度のレベルだけでOKという場合がある。
常識的なオトナが“慎み”や“嗜み”として、“偉ぶらない”という選択をすることがある。
うっかり、またはそんなつもりはなくても、“本当は偉いんだけどね”というニオイを嗅ぎつけられると、「上から目線」と非難されかねない。

さて。

What not Whoの人がたまにいる。
このWhoが相手だけを指すなら単なる無礼者だが、自分の“偉い度”を度外視した人格者である場合もある。

雲の上の人のくせに、使いっ走りみたいなことを平気でこなしたりする。
自分の言動と他人との関係がつながっていないので、腰が低い、に似ているがちょっと違う。
むしろ「~らしく振舞う」という意味がわかっていない。
『持ち腐れくん』とでも呼ぼうか。

そのくせ『貪欲くん』でもあって、たとえば褒められたとき、スネ夫だったら喜んで舞い上がり、出来杉くんなら静かに満足するのに、この人は第一人者になっても「まだまだです」と本気で思う。
Socialじゃなく“本気”。
どんなに実績を積んでも本人的評価がやたら辛い。
『頑固くん』かな。

もう名前は何でもいいや。

とにかくそういう人は、上下や勝ち負けに縁も興味もない。
体を膨らませて威嚇する必要がない。
だから若い者を見習うことに抵抗がないし、権威に対して怯えることもない。
条件によって自分の判断が揺らいだり、意見する相手を選んだりしない。
自分の立場や相手のステータスを持ち込まないで、躊躇なくまっすぐに物事を捉える。
Whatだけが重要なのだから。

こうした行動は往々にして非常識になりうるので、周囲の常識人を慌てさせる。
トラブルの元にもなる。
世渡り上手のスネ夫にはバカにされ、出来杉くんには「気をつけた方がいいよ」と注意されそうだ。
損は避けられない。
でもファンは多いような気がする。

ふむ。
結局いつもと同じようなとこに行き着くな。

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