ネガティブ

緊張した日ランキング暫定1位の授業初日から2日。

登録の時点で“教室での講座”と明記している以上、Blackboardの利用は補助的に留めなければならない。
学生の負担にならないよう、ログインの頻度やPostの回数を厳しく指定せず、Blackboardは教材置き場とメールのやりとり、教室でのディスカッションのおさらいに限定した。

つまりオンラインのディスカッションは、教室での授業が終わった後でしか開かない。

教室で予告したとおり、火曜日の夜からオープンした。
新入生も数人いるのでケアしつつ、ちょこちょこ様子を見に行く。

一日に数回ログインするのだが、毎回必ずピンが立っていて、新着が入っていることを知らせてくれる。
我ながらネガティブシンキング全開だが、この新着を開けるのがとても怖い。

「つまらない授業だった」
「なに言ってるかさっぱりわからなかった」
「履修を取り消したいです」
「どうして今年に限ってあなたなんですか」
「こういうところを直してもらわないとついていけません」
…とかそういうメールが来てるのかもしれない、と思って、ビクビクしながら開く。

予想は見事に裏切られている。
少なくとも今のところは。

ひとり立ちした意欲のある学生に恵まれたらしく、ディスカッションは大変意義のあるものになっている。
「授業中にも出てきたけど…」「プリントを見返して考えたんだけど…」など、教室でのディスカッションをスタート地点として、それぞれが何かしら考えてくれている。

みんなすごいなぁ。
頭が下がります。

学生たちの学期初め限定のやる気だとしても、不憫な私を見るに見かねての協力体制だとしても、私の単なるビギナーズラックだとしても、とにかくありがたき幸せ。

でも次の新着こそはクレームかも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。