ZED

もうサーカスの日になっちゃった。

観た人がもれなく絶賛しているので、私ごときが褒めるまでもない。
予想どおり最後は涙ボロボロだった。

それはともかく。

私の隣の席では3歳ぐらいの女の子が、お母さんのひざに乗せられていた。
暗転したり炎が上がったりするので大丈夫かなと思っていたが、なんのなんの。
ちっちゃい体を乗り出して見入っていた。

低音の太鼓や男性の歌声だけは苦手らしく、耳をふさいでいる場面もあったが、いかにも集中して観ている姿に感心した。

休憩になり目が合ったので、「おもしろかった?」と声をかけた。
それをきっかけにすっかり気に入ってもらったらしく、第2部が始まる頃には、よそ見をしていると“ちょんちょん”と呼ばれ、ステージを指差して「見て」と言われるようになった。

DVDで予習でもしてきたのか、大技で会場が沸くたび「あれ、おうちで見た」と教えてくれた。
帰るときには「夜パパに言うの」と言っていた。
できた娘さんだねぇ。

親の趣味や都合で無理やり子どもを連れ回すのは反対だけど、きちんとホンモノを体験させるって大事なこと。
場にふさわしい客かどうかに年齢は関係ない。

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