油断

私は“勝ったも同然”に異常に弱い。

普段は比較的警戒心が強いのに、あるいはそのせいで、かもしれないけど、いったん気が緩むとズルズルになっちゃう。

新人営業マンの頃、N主任に「休みの前日は必ずボウズ」を指摘され、「あ、バレた?」と思った。
ま、その他の理由も諸々あるにはあったけど、「もう今週はいっかー」という気持ちが大きく影響していたのは間違いない。

さて。
今学期もド真ん中の苦しい季節を迎えている。
それぞれのコースが成熟した、というか充実した、というか、とにかく内容の濃い状態になってきている。
それを4つも並行して取っていると、カレンダーは赤丸だらけ。
その隙間を縫って課題をこなさなければならない。

今日のDiscussion leadingは、ネタを用意するのに2週間ほどかかった。
英語しか教えたことのない私が、研究方法論(Research methodology)についてのディスカッションで、あのタフなPhDのクラスメートたちをどうリードできるというのか。
当日の今日は昼頃から緊張していた。

が、始まってみれば、規定の1時間半では足りないくらい盛り上がって、予想より良い意見がたくさん出た。
みんな協力的で助かった。
準備にじっくり時間をかけて、始まったら流れに乗って動かす、というのは授業と同じなんだなぁ。
終了後のグッタリ具合は半端じゃなかったけど。

今のところ試験たちも順調。
授業もそこそこ。
後半戦に向けてやや貯金あり、と言ったところ。

いいことなんだけど、こうなると危ないんだよなぁ。
イヤだなぁ。怖いなぁ。

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