教育は技術か芸術か、について。
日進月歩、進化し続けるTechnologyを駆使して、より良い方法を模索していく教育者がいる。
学習効果を分析しさらに高度な技術を追求する。
オンラインの授業やソフト開発などのハイテクばかりが技術ではない。
一教師として“腕を磨く”のもここに入る。
「上手に教えられるようになりたい」と、私もずっと思っていた。
教育はArtだと誰かが言った。
芸術だとすると“良い”とか“上手”とかが途端に意味をなさなくなる。
何が成功で何が失敗かは時と場合に大きく左右されるし、結果はAudienceだけが知っている。
さらに答えは受け手の数だけある。
言われてみれば、人は技では育たない。
芸術の中に技術を見る人がいる。
歴史的な名画を科学的に検証し、緻密に計算された根拠を引っ張り出してくる。
画家で建築家で数学者、なんて人もいるもんね。
その場の空気とヒラメキで、とんでもないものができあがる。
ところがその“偶然”にはちゃんとカラクリがある。
以前ボランティアをしていた幼稚園の壁に、こう書いてあったのを覚えている。
“CHILDREN MAY FORGET WHAT YOU SAY, BUT THEY’LL NEVER FORGET HOW YOU MAKE THEM FEEL”
『技術であり芸術でもある』ということになるのかしら。
エライこっちゃ。