最近、というか少なくとも、大人になってから覚えたことば。
記憶に新しいのは“釈明”。
言い訳との境界がまだはっきりしないが、いずれにしても思ったほど悪いものじゃないらしい。
それどころか釈明し損なうと関係を悪化させる可能性があるというのには驚いた。
不要と思っていたことが必要だったという意味では、“ご機嫌伺い”みたいなものもそうだ。
聞いたからどうだということは別として、様子を聞く、という行為自体が良い関係を保つのに役立つ。
私はちょっと実用/効率を重視しすぎる傾向がある。
ムダって大事なのだよね。
感情に関する語彙も驚くほど不足していて、今までどうしていたの?と思うことがよくある。
たとえば“楽しい”というのが使えるようになったのは、ずいぶん大きくなってからのことだ。
夜中まで一日遊んで友達を車で送っている途中、彼女が「今日は楽しかったねー」と言った。
その時、「ああ、これが“楽しい”なのか」と気づいた。
“かなしい”はわかるけど“寂しい”はイマイチだったり、“歯がゆい”や“惜しい”は知っているが“悔しい”はどうも経験がなさそうだったり。
自己完結系の単語が豊富なのに対し、他との関わりで生まれるボキャブラリーが貧困のようだ。
これで言語だのコミュニケーションだのをやろうとは。
たいした度胸だね。
<追記
Mさんご提供の“ヒヤリ・ハット”や“ブレストMTG”もNew wordsとして追加済みです。
本文にでてきた言葉は必要だと思いますが、
追記のふたつは(笑)
ものすごくメーカーの業務用語ですから、
普段の生活で使うと、あやしいかもですよ~。
>iho
いいえ、いいえ。会社フェチまたは会社教徒だからいいんです。
やっぱり会社さまはいいことおっしゃる。