バスが苦手、について。
たぶん乗り慣れていないからだろう。
私はバスに乗った経験自体が少ないし、ひとりで乗ったことはほとんどない。
Albanyの留学生の中には車を持たずバスで生活している人もいるけど、私は数回やむを得ず乗っただけ。
ひとりで、はまだ一度もない。
今夏の職場は実家から近いので、晴れた日は自転車で通勤している。
今日のようなどしゃ降りの日は仕方なくバスを利用。
まずバス停で緊張する。
行き先の違うバスに乗ってしまうかもしれないし、時間どおり来るかどうかも心配。
時刻表を何度も見ちゃう。
いよいよバスが来る。
乗り口の微妙なふわふわ具合も苦手だし、料金を払うのにもたついて発車を待たせるような気がするから焦る。
乗客同士の関係も近すぎると思う。
車の中なのに立っているというのも意味がわからない。
大きなタイヤの上に位置する高い座席によじ登るのも美しくない。
さらに降りるのもそわそわする。
電車だったらギリギリまでうたた寝だってできるのに、バスは乗り越さないようにずーっと景色を見張っていなければならない。
“降りますボタン”を押すタイミングもいまいちつかめないし、あの大袈裟な音も恥ずかしい。
私が乗るバスは前払い式だからまだいいが、後払い式のバスの場合は料金表を何度も確認して、乗っている間じゅう落ち着かない。
無事に降りられると本当にホッとする。
そんなわけで片道が限界。
帰りは25分ほどの道のりをてくてく歩く。
梅雨、明けてほしい。