子バカ

我が子をむやみに褒めることを親バカと呼ぶのなら。

先日、事情があって友人の子Sをうちで遊ばせることになった。
半端ないコドモ好きである私も両親も、ウッキウキでお迎えした。

Sにとっては初めてのおうちで私以外とは初対面。
最初の数分こそ照れくさそうにしていたが、すぐになじんでゴキゲンさんになり、帰り際には「まだいいじゃん」「来週もまた来たい」と高評価を頂戴した。

両親が“親”をやっているところを第三者的に観察するというのは新鮮だった。

母は子どもの目線でびっくりしたりおもしろがったりができる人。
何を言っても見つけても一緒になって喜んでくれるので、子どもは安心してワクワクできる。

父は子ども扱いを決してせず、一人前の人間として向き合ってくれる人。
ゲームの対戦者としても話し相手としても手加減なしの本気で来るので、子どもの方も本気にならざるを得ない。

このふたりが奇跡的に組み合わさり、ガチで私の親をやってくれたわけだ。
なんという贅沢なことだろう。

Sが帰った後も次の日も、ふたりでSの話をしていた。
この夫婦に他の子どもや孫がいたら、その子は幸せだったのになぁと、それだけが残念。

「子バカ」への1件のフィードバック

  1. <追記
    昨日、第2回を実施しました。
    Sはとても楽しみにしてくれていたそうで超ゴキゲン。
    さらにパワーアップして自分でも「テンション高い」と言ってました。

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