1年やってみて思うのは、やっぱり馴染めないわ、ということ。
始める前からそんな予感はあったけど、不安と入り混じっていて判断しにくかった。
何事もやってみなければわからないし。
状況を冷静に観察する悪いクセを利用し、ここ数ヶ月は特に“引き”で周囲と、その中にいる自分を見つめてみた。
じっくり深く考えるのは好きだし、それを奨励してもらえるのは貴重なことだと思う。
一方で私の能力ではついていけてない気もする。
PhDに入ってからどうも勉強に集中できていない。
しかし“馴染めない”という点でより重要なのは、考え方の違いというか性格の不一致というか、ぶっちゃけて言うと「友達になれそうなヤツがいない」というところじゃないかな。
ディスカッションなどを観察していると、自分は大物だという前提が垣間見える。
そういう感覚を持った人が集まっているのか、それを育み促進させる環境なのか、はたまたハッタリでもそれが必要なのか、そのへんはわからないけど、とにかく、何と言うか“棚に上がった”感じが好みじゃない。
どこかで味わったことのある異物感だなぁと思ったら、オーディションやアナウンサー受験の控え室にいそうな“前へ前へ”な人たちに行き当たった。
埋蔵金の埋まっている場所が確定し、あとはひたすら掘るだけ、みたいなキラキラ具合が似ているんだと思う。
だから、埋蔵金なんてないってば。
少なくとも私の中には埋まっていないし、仮になにかの拍子に発掘されたとしても、別に大ドンデン返しみたいなことは起きないよ。
好きじゃない環境や条件に耐えなければならないほど大したことをするわけじゃなし。
じわじわと侵食されて、好きじゃない自分になるのは絶対イヤだし。
夏休みの課題。
学部による差ですかね。うちは教授目指している人より研究者が多いからかもしれないけど。。博士持っている人でもふつーの人がほとんどで,それを前に出さない人も多いから,後から,この人博士だったんだ!って驚く事も多かったり。生徒も留学生90%だから、みんなある意味控えめです。私は学部時代に比べたら全然勉強してないし、やる気もなくて、仕事としか見てないかもしれません。こんな適当でもキャンディデイトなれるらしい(笑
>Kiki
ふむ。
だとするとセンセイ体質+(少数派留学生含め)アメリカ信仰のせいかなぁ。
ちょっと政治家的な雰囲気もあるし。