Convention -1

無理して来た甲斐があった。

知っている人には当たり前で、知らない人には不十分になりそうだけど、概略から。

この学会は2つのホテルを会場にしている。
大小約70の部屋で、時間帯にもよるけど30-40のセッションが同時進行で行われている。
その他、学校や教育団体の就職面接が行われていたり、展示コーナーや教材出版社のセクションもある。

公式ウェブサイトのプランナーを使って自分の興味に沿ってスケジュールを組んできたが、おもしろそうなセッションがバッティングして
葛藤することもあった。

まずは登録窓口に行き、バッヂとトートバッグをもらう。
このバッヂとトートを持った人が、2つのホテルを行ったり来たりしている。
私も今日だけで5往復はした。

慣れるまで部屋探しが大変で、ギリギリか遅刻ばかりだった。
なにしろ休憩は15分しかない。
その間に大勢が動く。
ホテルとホテルの間は早足でも4-5分はかかるし、エレベータを待つ時間も要る。
トイレに行く暇もない。
途中で偶然にも元クラスメートのDやCに会ったけど、お互い急いでいるので話すことはできなかった。

セッションは発表・ディスカッション・講演・ワークショップなど、いろんな形式がある。
内容を一部変更したけど計画どおり8セッションに出席。
良いのもイマイチなのもあったけど、とにかく楽しい。
こういうのを知的エンターテイメントっていうのかしら。

バッヂを見て「あらまぁ私、先輩よ」とおばあちゃんに話しかけられたり、5日間のNYC滞在で街をほとんど見ずに帰ることになりそうだという台湾人と名刺交換をしたり。
なにしろ同じセッションにいるということは興味が近いということなので、話が盛り上がりやすい。

とにかくすごい人、人、人。
ポスターセッションなどは2Fの会場までの列がどんどん伸びて1Fに達し、並んでいる人たちも「この列がポスターにたどりつくといいけど」とか言っている状況だった。

忙しく動き回った後は、Hと久々の再会をしゆったり夕食。
ホテルに戻り仕事をし、Lと今日のセッションで得た情報交換を含むパジャマトーク。

論文や教科書を読まなかった日は久しぶりだけど、研究発表を聞いている、という理由で罪悪感を感じずに済む。
それにNYCはやっぱりエネルギーをくれる。
外を歩くと背筋がシャンとするのがわかる。
いっぱいしゃべっておいしいものを食べて。

学期中だとは思えない。
まさに“盆と正月”が一度に来たかんじ。

「Convention -1」への2件のフィードバック

  1. おそるおそる足を踏み入れたものの、目がキラキラ輝いちゃってるemiちゃんが目に浮かぶよ~☆

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