灯台下暗し。
うちのリビングの天井にはライトがない。
廊下や脱衣所など計4箇所にライトがあって、キッチンなんて天井のほか、シンクの上にもコンロの上にもライトがあるのに。
昼間はブラインドを開けていれば大丈夫だが、この季節、3:30pmにはもうリビングが暗くなる。
元住民Hが置いていってくれたTorchiere(フロアスタンド)は、部屋全体を照らす明かりと読書灯が一体になったもの。
勉強する時は両方つけてもちょっと暗い。
これから冬に向けて、追加のランプを買おうかなと思っていた。
Hから部屋を受け継いだ時、不思議な説明がいくつかあった。
たとえば暖房は「温度調節ができない」と聞いていたが、メンテナンスのおじさんにダイヤルの使い方を教わり解決。
部屋の真ん中あたりにある壁のスイッチは、「これを切ると全体の電気が止まるから常にオンで」と言われたが、実はいちばん近くのコンセントに直結しているスイッチで、私はこのコンセントにスタンドをつないで以来、便利に使っている。
スタンドは高さ2mほど。
Hは裸電球で使っていたが、クローゼットでボウルのような謎の受け皿を発掘し、いかにもスタンドの部品らしかったので取り付けたら、間接照明として使えるようになった。
先日、電球が切れたついでに受け皿を掃除していて、“電球は150W以下の3WAYで”というシールを見つけた。
うちの電球は60W。
そりゃ暗いはずだわね。
いま思えば電球が暗いからHは受け皿を外していたのだろう。
というわけでさっそく150Wの電球を買いに行った。
普通の150Wを手に取りかけて、”3WAY”の文字が目に留まった。
そういえば受け皿にも書いてあったが、どういう意味なんだろう?
“50-100-150″とある。
は!
Hにライトの点け方を教わった時、棒型スイッチを「点けるには2回、消すには1回ひねる」と言われた。
壁のスイッチで入/切するようになってから触っていなかったが、3段階切り替えを“入→切→切”と思っていたのかもしれない。
試しに”50-100-150″を取り付け、棒型スイッチをひねる。
パッ。パパッ。パパパッ。
ちゃんと”3WAY”で明るさが変わる。
しかも、当たり前だけど、とても明るい。
やるじゃん、このスタンド!とうれしくなった。
ちょっとおとぼけキャラのHに見せたいなぁ。
きっと目を丸くして感動してくれる。
emi さん、お久しぶりです~!いつも楽しく拝読してます!!そういえば、うちにも「これを切ると、全体の電気が止まるから、常にON」というスイッチがありました!笑 あれは、なんでしょう?ルームメートによると、そのスイッチ一つで、同じアパートの建物全体の電気が落ちるから、絶対触るな!ってことで、ガムテープでグルグルに貼り付けられてました。普通、そんなスイッチが、ノホホンとリビングに取り付けてあるとは思えないですよね?! 絶対、何かカラクリがある!と疑ってましたが、真相解明には至らず・・・。
>chisaki
そう!そんな重大なスイッチがむしろフレンドリーな位置についてるなんて
絶対おかしいじゃん?
延長コードについてるスイッチと同じで、コンセントの抜き差しをしなくて済むから便利だよ。
とはいえ初めてOFFにした時はやっぱりドキドキだったけど(笑)。
おもしろすぎた。常にONって。そんな面白いスイッチ。
笑えました。Hをぜひ招待してね。
>sayuri
でしょ~?さらに↑のchisakiちゃんのアパートもだった、ってことにビックリだよ。
留学生の間ではこんなガセネタがまことしやかに伝わってるのかも。要リサーチ(笑)。
ちなみにHは遠い国(日本からは近いけど)に帰っちゃったから見せられないんだ。残念。
ほんと、みんなの家でそんなスイッチがあるなんて。
追跡調査お願いします!
気づいたアナタはすごい☆
>sayuri
アンテナ張ってるのを褒められるのすごくうれしい☆ありがと!