リンゴの品種説明を初めてじっくり読んだ。
いつも買う”Fuji”がなかった。
それ以外だと、どれを買えばいいかわからない。
アメリカのスーパーに行ったことがないと想像しにくいかもしれないけど、野菜や果物は斜面に並べられていることが多い。
じゃがいもや玉ねぎはともかく、リンゴは雪崩になったら傷んじゃうのに。
網カバーにまで入れて大事にしている国もあるのよ?
実際、Fujiの皮を剥くと、当たったところがあちこち茶色くなっているのは珍しくない。
包丁で取り除くとでこぼこになってしまう。
さて、慣れないリンゴ選び。
ちなみにこちらのリンゴはだいたいが小粒。
表面がやたらピカピカしている。
手提げバッグ詰めのもあるけど、私は2個ぐらいしか買わないので、自分でビニール袋に入れる。
“皮がやわらかい”とあるのは丸かじりならでは。
私はどうもあのピカピカをかじる気にならない。
パイや煮込みにもしない。生食用。
…という基準で、結局よくわからなくなったので、子どものおもちゃみたいな、インチキくさいほどきれいな色と形のリンゴを買ってみた。
皮を剥くと、傷みが全然ない。
ははぁ、これだから斜面でもいいわけね。
傷んだところをかじっちゃったりもしないわけね。
納得。
外国産だからといって特別扱いはまったくない。
見た目が似ているというだけで、異国の地で強いやつらと同じ台に並べられて、傷つきながらも”Super sweet”と呼ばれている。
“Fuji”も大変だなぁ。