Teaching Assistantの仕事をさせてもらってよかったなぁ、について。
自分がメンバーだった頃より、TAになってからの方がTESOLの学生たちとつながりが強くなった。
メールでのやりとりやミーティング、授業見学などで、ほぼ毎日何かしらの接触がある。
ただ“TA対オーディエンス”になることが多く、なかなか個別で話す機会がない。
なのでチャンスがあるといろんなことを聞かれる。
このあたり、ケンタッキーでのTA時代と重なる。
教授と学生の中間という立場は、双方から重宝されて私は居心地がよい。
実習のレッスン内容の相談(例:アクティビティどうしよう?こんな教材ない?)、先輩としての履修科目のアドバイス(例:この先生どう?試験は難しい?)、プライベートな質問(例:卒業はいつ?どんな研究するの?料理はするの?どこのマスカラ使ってるの?)などなど。
今日はKがオフィスにやってきた。
このオフィスは中央が円卓のようになっていて、パソコンや資料はそれを囲むように配置してある。
なので学生がいつ来ていつまでいても、私の仕事の邪魔にはならない。
Kも図書館代わりに勉強をし始めた。
しばらくしてFがレッスンネタのアイディアを求めてやってきたり、Yがテープレコーダを借りに来たり。
夜は実習の見学へ。
早いもので登録会から2週間が過ぎ、生徒さんともすっかり顔見知りになった。
チラシなどに載っているせいか、私の名前はばっちり覚えられている一方、こちらは名前と顔が一致していないんだけどね。
以前ビジネスパートナーのHに言われた。
「emiは本当に人間相手の仕事が向いてるわね」。
究極的には人間の関わらない仕事なんてないけど、ここまでどっぷり人間が素材の仕事も意外と少ないかもしれない。
授業見学はもともと趣味みたいなもので、毎回とても勉強になる。
TAとしての見学は事前に授業計画を知っているので、テクニックだけに絞って見ることができる。
フィードバックという目的があるのも、見学をより有意義にしていると思う。
好きなことをして勉強させてもらって、そのうえお金までもらって。
身に余るラッキーだ。