閉店営業中[再]

先学期経験した“休みなのに授業”、ふたたび。

これ、何の休みなんだっけ?
とにかく今週水曜から学校は休み。
のんびりムードの中、例によって私はオンラインに翻弄されている。
オンラインには懲りて、今学期は受講していないはずなのに。

オンライン未経験者は、「教室よりラクそう」と言う。
実際、オンラインの最大の利点は通学時間が節約できることと、好きな時間に好きなだけ参加できること。
経営的には初期投資さえ乗り越えれば、コストも削減できるし、教える側も2年目以降は焼き直しで労力が抑えられる。

が。
“いつでもどこでも”だから、与えられる課題の量が多い。
そしてディスカッションの脅威。
一日放置しようものなら、細胞分裂のように膨れ上がったスレッドに圧倒されてしまう。

また、留学生という視点で言えば、一見すると言葉の壁が低いような気がする。
ほっほっほ。やってみ?
確かにasyncronous(非同時性)のディスカッションでは、秒単位の瞬発力は問われないが、広い意味ではやはり発言のタイミングは重要。
さらに意見を“読み”発言を“書く”というのは、回数・根拠・正確性といった貢献度が明白な分、対人のディスカッションよりずっと内容が濃い。

というわけで私の知る限り、経験者で「オンラインが楽」と言う人は皆無。
物好きの私でさえ、先学期2クラスを同時進行で受講して、さすがにやられた。
だから今学期はオンラインと縁が切れてほっとしていた。

1週目の授業でsyllabusをもらい愕然とした。
“オンライン”という単語があちこちにある。

ここSUNYは早くからオンライン教育に着目し、実績も上がっている。
将来有望なこの技術についての論文に実例として挙げられていたのを読んだことがある。
そして誕生したのがhybrid/blended(混成)コース。
つまり教室の授業とオンラインの“いいとこ取り”のコースを立ち上げた。
そしてpilot(試験的)な導入をするとなれば、手始めに抜擢されるのがEducation(教育)のPhDのクラス。
…見事にぶち当たってしまった。

イヤ、教育的には非常にいいシステムだと思うんだよ。
効果としては理想的なものが期待できるんじゃないかな。
それに私も将来使ってみたいと思っているんだよ。
日本の英語教育でよく聞く“読み書きはできる”という根拠のない神話を崩して、会話力とのバランスを補正するのにとても役立つと見ているんだよ。

でもさぁ
学生側はツライよ。

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