初日

去年は日本で父の誕生日を祝っていたのに、今年は一年でいちばんナーバスな日。

時差ボケと緊張で、とても早くに目が覚めてしまった。
シャワーを浴び、たまっている読みものに集中するも、やっぱり時計が気になる。

去年までならルームメイト相手に、「緊張する~!あ~!緊張するよ~」と叫びながらバタついていられたのだが、今年からはひとり暮らし。
部屋にいても落ち着かないし、初めての車通学も心配なので、早めに家を出た。

留学生課に行ったりトイレに行ったりして適当に時間をつぶす間にMに会ったので、ようやく「緊張するよぉ」と口に出せた。

おずおずと教室に入ると思ったよりずっと大所帯で、学生が約20人もいる。
あちこち知り合い同士ばかりのようで、「おー久しぶり」的な会話で盛り上がっている。
後で自己紹介の時にわかったが、ほぼ全員がPhD2-3年目。
教授と同世代の学生も多く、平均年齢が高いためか、今までの教室とは雰囲気が違う。
学生たちがどっしり構えているというか、とにかく余裕がある。
明らかに不慣れそうなこのちっちゃい日本人にもとても親切。
「今日がPhD初日」と聞き、クラス中が歓迎してくれた。

B教授はジョーク好きで、クラスのほとんどが知った顔らしかった。
教授とPhD学生はフレンドリーと聞いたことがあるけど、B教授は特に距離を近く持つタイプだと思う。

アカデミックな大人の集まり。
経験や自信や知識に裏打ちされた懐の深さなのかな。

ふー…。

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